リンタングル ~Ren.N~ (ページ50)

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Story 50 ページ50

あれから、数時間が経ち、あっという間に後夜祭の時間になった。

先生『優勝は、3-3の"リアル・脱出ゲーム"です！！！！』

＜＜＜ワーーーーーー！！！！＞＞＞

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＜教室＞

れな『……惜しかったね。』

｢あとちょっとだったんだけどね、、｣

無事、後夜祭を終え一般投票の結果が発表された。

なんと、私たちのクラスは学校内2位、学年1位という成績をとることができた。

神『まあ、ほぼ俺と廉のお陰だけどな笑』

って言ってる勇太は無視しとくとして。

｢そういえば、廉は……？？｣

後夜祭で盛り上がっていたから気づかなかったけど、未だに廉の姿が見つからない。

れな『紫耀くんと話してたとしても、さすがに随分時間が経ってるもんね～』

どこに行ったんだろう、、？なんて考えていた時

先生『ほらー、みんな一旦座れ～～』

会議から戻ってきたのか、微妙なタイミングで先生が戻ってきた。

促された通り、みんな席に座るけど……

ひとつだけ席がポツンとあいていた。

(廉の席……。)

やっぱり、廉はいつになっても来なくて。

あの後、紫耀くんとどこかに行ったのか。

それとも、またあの幼なじみの元に向かったのか。

________その時

女『せんせー、廉くんはどこ行ったのー？』

『確かに、途中からずっと見かけてなーい』

ナイスタイミングでクラスの女子が先生に質問してくれた。

しかしなんだか神妙そうな顔つきで、

先生『あ～～、ちょっと色々あってな、早退したわ』

そう、濁すように答える先生。

｢……早退？｣

れな『まさか、ね……』

だけど、体調を悪そうにしていた訳でもないし、きっと廉自信が何かあった訳では無いはず、、。

こういう時の"嫌な予感"というのは案外的中するものなのだと思う。

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(図々しくてごめんなさい(；；))