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心の底から込み上げてくる思いを吐き出しきれなくて、
頬に何粒も水滴が伝った。
こんなところでウジウジしててもダメだ。
教室に行こう。
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秀「明智のやつ…」
「みんな、どうしたの？」
井「明智が降参したんだ。」
秀「勝ちは確定してたのに！あんな中身スッカスカの話に心動かされやがって…」
伊「Aはそれでいいのか？」
「私？私は、別に。彼が決めたのなら、それに口出しはしない。
私にはできないから、さっ…」
自分で言ったのに、
彼の心を動かすことができない自分が悔しい。
下唇を噛み、涙を我慢する。
伊「なんにも思っていないわけではなさそうだな。」
上「明智があちら側に行ったということは、君もあちらにいくのかい？」
「いや、行かない。きっと戻ってきてくれるから。」
「私が行ったら、絶対彼に心配かけるし、役に立てないから。」
伊「君たちはお互いに思い合っているんだね」
「？どういうこと？」
上「明智が降参する前に、一度ここに来て言ったんだよ。
『Aちゃんをよろしく』とね」
伊「なんのことかその時はわからなかったが、
Aのその言葉と、明智の行動でやっとわかった」
そんなん言われたら、
我慢してても出ちゃうよ…
「…っ…」
秀「よしよし、大丈夫やで、」
頭を撫でてくれて、
心も少しは落ち着く。
こんなに私って明智くんが好きなんだなって、
自覚した。
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檸檬の妹(プロフ) - めいめいさん» コメントありがとうございます！更新頑張るので、よかったらまた見てください！できればでいいのですが、またコメントよろしくお願いします！ (2022年9月14日 7時) (
レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
めいめい - このお話面白いです！！何度でも見れてしまいます！wこれからも更新、無理せず頑張ってください！続き期待しております！(^^) (2022年9月13日 22時) (レス) id: 67bfb56258 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - あんずさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2022年9月4日 9時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - このお話に星つけますね！頑張ってください！ (2022年9月4日 9時) (レス) @page8 id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)
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