だから私は丙ですって！【鬼滅の刃】

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｢雷の呼吸は？｣

善逸兄さんが使う呼吸かな？？

『やってみてくれるの！？』

｢俺、壱の型しか出来ないけどね｣





えっ、なんでまだ生きてるの？？
雷の呼吸最強なの！？

『凄いですね』

ある意味だけど。

｢真顔で酷くない！？
いいよ、俺は弱いからね！
伊之助に頼めばいいんじゃないか！！！！｣


えー。嫌だなぁ。

『一応刀に愛着あるので、刃毀れは困るなぁ』

生まれたときから刀と共に生活してきたからね
親分兄さんには悪いけど、
私は刀を傷付けることは出来ない……………ｯｯｯ！



｢Aちゃんがどうしてもっていうなら、
師匠のこと紹介するけど。｣

ほんとですか！？

『えっ、善逸兄さん大好き。』


｢えええー？照れちゃうよやだなぁ〜｣

『きもい』

すっごい変顔されたけど、
私は悪くないと思う。多分悪くない。
思った事率直に言う行為に悪意は無いんだよ！



｢まぁ俺しばらく任務行けそうにないし、
別に師匠の所連れてってあげてもいいよ｣

えっ、優しいね16歳。

『助かります！！！』

なんか使える呼吸が
増えてきてる気がするけど気にしない！！

1番大切なのは水柱から逃げ切ることだよね！！


｢何故そんな柱になるのが嫌なんだ？｣

『え、まず、私は甲ではなく丙だし』


まって、なんでそんな2人とも白目剥いてるの？
2人とも鼻と耳利くから、
嘘ついてないこと分かるよね！？



｢えっ、甲じゃないのか？｣

『丙です』

甲、乙、丙の順なので、
もうすぐと言えばもうすぐなのかな？

興味無いけどね！！！

｢でも、噂によると、
十二鬼月倒して鬼を50体狩れば
柱になれるらしいぞ？？｣

あ、その噂知ってますー。
間違ってるけど、別にわざわざ
教えてあげる義理はないよね？？

｢やっぱ爺ちゃんとこ連れ行きたくない！！
そんなことしてる暇あるなら、
水柱に連れられて柱になればいいじゃん！！！｣

いやいやいや、

『善逸兄さん大嫌い！
そんな気軽に前言撤回しないでよ！？
だいたい柱になりたくないから
逃げてるのに酷くないですか！？
私、水の呼吸、体に合わないんですって！』

水の呼吸苦手なのに水柱になるとか、
もう他の人達への侮辱でしかないよね？？？

やだよ、私そんな嫌味ったらしい女じゃない！


多分。




｢ご、ごめん、そうだよな。
俺も隊士になれっていわれたとき嫌だったよ。
ね？連れていくから許して？？
あと、大嫌い、は死ぬほど傷付いた……………｣

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