柱になった弟と柱になりたくない姉【鬼滅の刃】

3日目 ページ5

待たされること十数分。



やっと今石を投げられた炭治郎くんが
隠に連れられ帰っていきました。



やっぱり私は要らなかったと思うな？？？







｢よし、じゃあAこちらへおいで。｣

『えっ、いや待って、炭治郎くんの話は？』

約束が違います！
私は紹介されるために来たのではありません！


ありません……………よね？

｢お館様にそんな口の利き方をするな！！！｣

えっ、？そうなるの？
私、約束反故されてるんですけど？？？


『皆落ち着いて。
いいんだよ、Aは。
私のお友達でもあるからね』




そうだったんですか！？！？！？

えっ、お館様、私のお友達？
初耳ですけど？？？

｢うむ！そうだったのか！｣
｢いやいや、Aさんも驚いてますよね。
絶対違いますよ。｣
｢お姉ちゃんすげェ｣


えっ、柱ってそんなに
人をすぐ信用していいんですか？



蝶々さんしかまともな人居ないんですか？？
お館様今までどうやって仕切ってきたんです？



｢お友達だよ。ね、A？｣

『えっ、』

｢ねっ？｣


『まぁそーゆーことしとこう。
うん、しとこう。だから、早く次進もう？』

このままじゃ拉致があかないからね。
たまには妥協も必要だよ…

｢何故お館様に意見を申すのだ！！！
失礼だろう！｣


あれ、友達って意見出すの禁止だっけ。
さては君、友達いた事無いな！？

｢杏寿郎、友達だからいいんだよ｣

凄いな、友達。
友達って言っといたら何でも出来るんじゃ？

｢なるほど！｣


｢飽きたから話進めない？｣

｢俺も賛成だ！！！｣


えっ、まって。
お館様に意見申すの失礼なんだよね？？

『えっ、君達はいいんだ…』

｢うむ！柱だからな！！｣



あーーーーーー、うん。柱って凄いね。
自由すぎません？？？

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