嫌な予感 ページ20
-あらすじ-
マッシュくんがロイド・キャベルさんに絡まれていた。あれで慌てたり怖がったりせずにスンッて出来るメンタル欲しい。
あの後先生がどうにかこうにか仕切り直してほうきの授業をやった。
すごい眉間に皺寄ってた
私のタイム測定の結果、超平均だった。村じゃまぁまぁ早かったのにな…みんな凄い。
あれが当たり前ってことかぁ…お姉ちゃん、どうだったかな。
基本の授業を一緒に受けるクラス、お姉ちゃんと違ったんだよね…悲しい。
そんな私達は授業を受け終わったあと、マッシュ君と合流して廊下を歩いてます。
マ「なんなのあの人…」
フ「キャベルくんは、僕と同じ内部進学組さ」
『そうなんだ…でも何で皆んなあんなに怖がってたの??』
フ「それは…」
急にフィンくんの顔が暗くなった。あ、もしかして聞いちゃいけないことだったのかな。
フ「それは彼が魔法局高官の息子だからさ…
君達も魔法局がこの世界でいかに絶対的なものかわかるだろ?」
『…うん』
マ「う…うんヨヨヨヨユーでね」
…マッシュくんほんとに??ほんとに知ってる??
フ「まぁ…簡単な話
逆らうと退学させられるんだ」
『たい、がく…』
フ「ここの教頭がかなり深い関係らしくて
少しでも気に入らないと辞めさせられるんだ」
…何それ暴君じゃん…
フ「僕は内部生だから中等部の頃から嫌というほど見てきたよ
辞めさせられてからも嫌がらせが続いた家もあるらしい…
だからみんな言うことを聞くんだ…
怖いからね…」
『フィン、くん…』
その背中が全てを物語っている気がして、怖かった
*
-放課後-
私とマッシュくんは今、寮の調理室にいます。
「今からシュクリーム作るんだけど、来る?」って言われたので…
にょろろろろろろ
バーン
『おぉ〜凄いね!!器用!!」
マ「たまにはいいな、自分で作るのも
はい、Aちゃんもどうぞ」
『あ、ありがとう
もぐっ…
え、うま!!才能あるよ!!』
めちゃめちゃ美味しかった。
『…ねぇ、ほんとに入学して間もないからさ、知らないかもだから一応聞くけどさ…調理室、使用許可取った??』
マ「…?使用許可??」
あ、知らないんだ…ってことはこれ無断使用じゃん…入学してまもなくお咎めがあるとか嫌だよ!?
『あぁ…うん、もういいよ、大丈夫』
なんかもう諦めた。
マ「…ん?なんか忘れてる気が…」
あー、キャベルくんか、
『大丈夫だよ、何もない』
マ「…そうかな…」
あれは行かない方がいい。

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海月楓 - うさぎっこさん» 少しでも勉強するきっかけになれたのなら嬉しいです‥!!少しずつ頑張りましょう‥!! (1月20日 11時) (レス) id: 74428e7ccf (このIDを非表示/違反報告)
うさぎっこ(プロフ) - え、実は私も不登校なんですよ(あんまり誇れる事でもないけど)中学上がってから全く勉強してないけど…主さんの話を聞いてて、久しぶりに勉強しようと思えました!!ありがとうございます!! (1月15日 19時) (レス) @page35 id: 91eb8f0c6b (このIDを非表示/違反報告)
海月楓 - 黒犬又と五月雨さん» ありがとうございます‥!!嬉しいです!!インフルお大事にしてください……!! (1月15日 14時) (レス) id: 74428e7ccf (このIDを非表示/違反報告)
黒犬又と五月雨(プロフ) - え、すんごいLoveです……面白くてもう、は????好きなんだが?????って逆ギレしそうなレベルには好きです()なうインフルなのでこれで元気もらってまする… (1月12日 9時) (レス) @page34 id: 88547919b1 (このIDを非表示/違反報告)
海月楓 - しゃりしゃりさん» 初コメありがとうございます!!嬉しいです!!泣フィンくんとドットくん推しなんですね!!一緒ですね!!嬉しいです!! (12月10日 9時) (レス) id: 74428e7ccf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月楓 | 作成日時:2024年11月10日 10時