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「俺なんかよりいい人見つけてくださいって。」
「無理やな。」
きっぱり言われた。シャワーを気にせず浴びている横山くんを見てマジに思う。ここまで白いってどういう事？いや、その前に……薄っすら傷がないか？こう……
「なんや？」
思わず触ってしまった気になった部分。
「え？いや、なに……」
「刺された場所触るな。」
「…………え？？」
「前に刺された。」
「こわっ。普通に言う言葉ちゃうで、刺されたなんて。」
「子供の時の話やからな。まぁまぁ騒ぎになったんよ、あの街で。」
「みんな知っているん？」
「今でも覚えているのはヒナくらいちゃうか？過去を掘り起こすとかしないからな知ってる人は、思い出したくもないだろ。」
なんて平然と話している横山くんがものすごく大人に見えるんやけど。
いや、もう大人だけど、これは他人事と言うのが正解？
「村上くんが見た？」
「そうや。」
「いつの話？」
「小学校の時だけど、ニュースにはなったで。」
「そんなふつーに言う横山くんが怖い。痛いやん、むっちゃ痛いやん。」
「痛かったけど、刺した人の方がもっと痛かったと思う。」
その言葉は……相手を思っての言葉で俺は横山くんを見るしか出来ない。
彼の手のひらが俺の頬に触れ顎を上げ、重ねるのは唇。
向きを変え何度も何度も変え濡れているせいでそれはそれで高揚をさせていく。
「舌出してや。」
拒否が出来ない俺は素直に従い絡めてくるその行為
滑り落ちた手が俺の部分に刺激を与え始め俺は苦痛になっていく。
隠微な音が浴室に響きいつしか俺は息を吐き出す事しか出来なくなって横山くんにしがみついて微かに腰を揺らす。
「なにかしら心に秘密を抱えているよな、俺も大倉も。」
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「ぁ……な……なに……なにが……」
「こうして出会ったこと。」
気持ち良すぎて考える余裕なんてない。
何度も何度も
繰り返す行為で狂うのは間違いない。
俺はいつからこっち側に入ったんだ？
着水が見事すぎやん、マジに。
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瀬奈(プロフ) - うずら様 コメントありがとうございます。嬉しい言葉です。中だるみするかな？そう思いながら日々更新しています。これからも宜しくお願い致します (2022年12月2日 16時) (
レス) id: e0d9c8d2ca (このIDを非表示/違反報告)
(名前)うずら(プロフ) - 毎日更新ありがとうございます。わくわくが止まりません。 (2022年12月1日 17時) (レス) @page42 id: 916cc9618b (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ショーン様 コメントありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しいです。まだ続きそうなのですが、これからもお付き合いくださいませ。 (2022年12月1日 15時) (レス) id: e0d9c8d2ca (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - いつも楽しみにしています。話の展開がワクワクしてきました。これからもよろしくお願いします。 (2022年11月30日 19時) (レス) @page41 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2022年10月24日 16時
