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「信ちゃんのウエイトと俺のウエイトは違うけど大丈夫なのがあったはず。」
なんて言いながらクローゼット代わりにしている部屋に入ってシャツを眺めていく。
「ここで家賃いくらや？」
「ここ？5万。」
「ここで？破格値やんか。」
真顔で言われて俺は顎で窓の方を見て。なんて合図をすると信ちゃんは言われた通りそちらに行きカーテンを開けたらポツリと言う言葉は誰だって思う言葉。
「まじか。」
「まじまじ、ここで生活なんて考えるのは凄いと思うで。窓を開けたらネオン直撃で遮光カーテン三
枚重ねしないと眩しい。」
目の前のビルのネオンがこのマンションに直撃で当たっているからどの部屋ももれなくこの赤やピンクや黄色のが部屋に注ぎ込まれて目に異常をもたらすくらいの光の洪水に電気のジジジと言う音までしっかり聞こえるから快適な生活は望めないレベル。
「住んでいる奴おるんか？」
「いるらしい。でも、この業界の人だから昼間寝ている人ばっかり。」
「なるほど、この手はウチでは扱わない物件やな。」
「だと思う。」
そんな返事をしながら目的の物を探していく。
あの状況で帰って、きっとマルちゃんは気づくに決まっている。スルー出来ないから聞いちゃって、信ちゃんはまたフリーズして……想像できる自分が悲しい。
絶対、大きな事故になるのが目に浮かぶ。
少しでもって余計なお節介心でまさか作業部屋に戻って来るなんて思いもしなかった。
「高そうな靴やな。」
「高いの、高いのよそこにあるの。」
「なんや、その辺の店で売ってそうなのに。」
「合皮ちゃうから！」
高級シューズも信ちゃんにかかったら全部合皮扱いになるのかもしれへん。
「あった。」
やっと見つけたシャツ2枚を信ちゃんに見せた。
「何や普通のシャツやんか。」
「見た目はね。」
そう言うてから肩から手首のところまで袖を合わせるとイメージ通りに隠れるのが分かると信ちゃんは何かに気づいたようで息を吐き出す。
「これで見えないでしょ？」
「あ……あぁ。」
「見えたら絶対弄られるのは予想できるから。」
確かにって表情になる。
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瀬奈(プロフ) - 猫さま コメントありがとうございます。ｇ_t_165です。頻繁には更新してはいませんがこちらになります。申請してくださいね。 (2022年6月27日 17時) (
レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - はじめまして いつも作品をありがとうございます 失礼ですがTwitterのユーザーを教えてもらえないでしょうか？ 急にすみません😢⤵️⤵️ (2022年6月26日 19時) (レス) id: 537de6aadb (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ショーン様 コメントありがとうございます。ワクワク・・・そ、そんな恐れ多い。これからも楽しんでいただけるようにがんばります。 (2022年6月12日 11時) (レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - 更新ありがとうございます。もうもう更新の音がするたびワクワクが止まりません。 (2022年5月20日 19時) (レス) @page16 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2022年4月26日 15時
