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ドアを開けるとカウベルの音が響きいい音が鳴り響いた。
「いらっしゃいませ〜。」
なんて、いつも通りの呑気な声が聞こえて「ブレンド。」決まった席に向かい座るとすぐにお冷が置かれた。
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「ご注文は？」
にっこにこの笑顔で言われるんだけど俺は注文言うたよね？真顔でもう一度「ブレンド」だけ言うと口尖らした、コイツ。
すぐにまたドアが開いてカウベルの音が聞こえると切り替わっていつもの声。
「いらっしゃ〜い。信ちゃん、おはようさん。」
「相変わらず朝から元気やな、マルは。」
「いやん、褒められた。」
むっちゃくねくねして反応しているやん。
毎回思うけど、動きが凄くて食器大丈夫なん？なんて思う。フランチャイズにはない味のある店で狭くもない、広くもないほど良い感じの空間には様々なひとがおって朝から出入りは多い。
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「はい、どうぞ。」
程よい香りと同時に置かれた白いカップとソーサーを見て俺は小さく息を吐き出してから一口飲んでスマホを取り出した。少し離れた席に座ったお兄さんと店員の人は何やら楽しそうに話していて常連だって言う感じ。
「えぇ、信ちゃんマジです？」
少しだけ声のボリュームが大きいって思いながら俺はチラッと視線を送ると「すいません。」と小声
で謝ってから絵の前に座る人とこそこそ話が始まっている。
聞き耳は立ててへんけど、席が近いせいで話が丸聞こえ言うたら丸聞こえなんやけど。話している内容は完全に最近のドラマの話でそんなに盛り上がる？なんて思うてしまう。
「へぇぇぇ、最近のドラマは凄いですね。」
尊敬の言葉をかけて前に座っている人は「せやろ？」なんて言うててむっちゃ世間話すぎて自由な店やなってマジに思う。
「ごちそうさま。」
伝票を持ってレジの前に行くとさっきまで話していた店員が慌てて来てレシートを見てから俺に言うたん。
「お兄さん、今から仕事です？」
そんな言葉を言われて「なんで？」なんて返事を返すと店員はお釣りを置きながら言うたん。
「雨が降りますから傘を忘れずに。」
店員の言葉通り、昼から雨と言う。
あの兄ちゃんは天気予報の人なんやろうか？
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瀬奈(プロフ) - ショーン様 スピンオフはいつか書きたいと考えてはいます。今回の作品は自分でも書いてい楽しくていつかスピンオフも書けたらいいな・・・と、考えてはいます。 (2022年4月23日 17時) (
レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - ますます面白い展開にワクワクしてます。出来ることなら個々のスピンオフ読みたいです。出来れば�埒�です。よろしくお願いします。 (2022年4月22日 0時) (レス) @page39 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ショーン様 コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 (2022年4月19日 16時) (レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - もうメッチャ面白いです！楽しみです。 (2022年4月17日 19時) (レス) @page32 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2022年3月28日 23時
