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「なんでこの職種したんやろ。マルちゃんだったら違うアプローチできそうなのに。」
「経験したかったそうや。」
「なんで経験。」
新聞をたたんでからお冷を飲んでから信ちゃんは小さくため息をしてから「やってみたかったんだろ。」なんてしみじみ言うんだから兄貴みたいやなって感じでしまう。
「そうや、マルから聞いたけど、家賃いくらや？」
「はい？」
突然すぎる話の切り替わりに俺は思いっきりびっくりして変な声で返事をしてしまった。
「マルから聞いたで。徒歩30分なんて、なんでそない場所に住んで居るん？」
「あの時は……安かったから？」
「バス乗って10分でもその距離は相当やで？地下鉄の最寄り駅は他にないんか？」
「あんまり気にしてなかった。」
「何年目や？更新は？どうなってんねん。」
まさかのここで営業開始？
「いつも下りるバス停の名前は？」
「え？」
「バス停の名前や。」
完全に営業やん。待って、待って、新しい住まいなんて考えてへんで俺。スマホを取り出してなんか行動はじめたけど、なにが始まるん？え？はい？？
「どこ？」
圧に負ける。怖いねん、真顔で圧は危険や。
「市場前。」
「お、ここか。なんや、教えてないんか。」
信ちゃんはスマホを俺に見せて教えてくれる。
「大倉くんのいつも下りるバス停はここやん、ならこっちの方が本数は少ないけど歩く時間は短いし途中でコンビニあるねん。」
表示されている地図を拡大すると自分がいつも下りるバス停から西側にもう一つのバス停があってその近くにはコンビニまであって知らないものだらけ。
「知らんかった。」
「多分、コンビニは最近できたんやと思うけどこっちのバス停の方が歩く時間は5分減るんちゃうか？」
「たしかに減ります。」
「大倉くんが利用しているバスの方が本数多いからそっちを教えてハイ終わりやけど、こっちにのバス停もある事は言わなきゃあかんねん。いつも乗っているのが5.6本出ておるけど、こっちも一応1時間に2本は出とるで？」
「うわぁ、それ助かる。」
「ここまでケアしてナンボやで、この仕事。」
「流石っすね。」
そう言うとむっちゃドヤ顔されたんやけど。いや、マジに時間短縮できるなら助かるし、眠い時に５分歩くの減るなら最高すぎる。
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瀬奈(プロフ) - ショーン様 スピンオフはいつか書きたいと考えてはいます。今回の作品は自分でも書いてい楽しくていつかスピンオフも書けたらいいな・・・と、考えてはいます。 (2022年4月23日 17時) (
レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - ますます面白い展開にワクワクしてます。出来ることなら個々のスピンオフ読みたいです。出来れば�埒�です。よろしくお願いします。 (2022年4月22日 0時) (レス) @page39 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ショーン様 コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 (2022年4月19日 16時) (レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - もうメッチャ面白いです！楽しみです。 (2022年4月17日 19時) (レス) @page32 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2022年3月28日 23時
