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本を出す時に装丁は誰がいいか？毎回出版社と編集さんと僕で悩んでいた。
今までは木村先生の作品が多かったんやけど少し前から出版社との折り合いが上手くいかず新たな人を探している時に安田さんに巡り合った。それ以降、安田さんに依頼することが多くなった。
理由は簡単で、出版社の依頼した通りの物を向こうが作り上げてくるから。
ただ、僕は会う事もほぼない。
出版社と編集さんと彼のやり取りで完成する。
その前の数点、僕にお伺いが来るだけと言うのが流れだから声をかけると言うのは結構なハードルが
高い。
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「安田さんにですか？良いですよ？」
編集さんに安田さんに会ってみたい。なんて気軽なのか分からへんけど、そう声をかけると軽い返事が返ってきた。
「大丈夫なん？」
「安田さんも先生に会いたい言うていたんでいいタイミングかと思います。」
話がトントン拍子に進むと言う事は会うタイミングだったのかもしれへん。
ちょうど、安田さんが専門学校の特別講師でこちらに出てくると言うのでその時に会う事が編集の計らいでできる事になった。
「安田さん、海の近くで住んでいるからなかなかこっちに出てこなくて。」
そんな話を聞いて、横山さんはこっちまで通っている？なんて驚く状況なんやけど。
電車で1時間、車でもそこそこの時間がかかるのに……パートナーの力って偉大なんやなって。会うと
なったら意外と緊張するもので、前日はなかなか寝付くことが出来なかった。
装丁デザインは毎回こちらが考えているものを作り上げてくると尊敬をしている人。
以前にお願いしたのは絵。
それも、とても素敵な色合いで作り上げてくれた。
色々な才能を持っている人だからこそ会いたいと思ったのかもしれへん。
待ち合わせはホテルのカフェで、緊張過ぎてどうなるか不安になったんやけどテーブルに案内されて安田さんが誰か……
すぐに……そう、気づいた。
「昔……会いましたよね？」
なんて言うと、安田さんはにんまり笑って「アイツの付き合いで。」なんて言うと僕の中でぼやけていたあの人の存在が蘇ってくる。
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瀬奈(プロフ) - うずら様 コメントありがとうございます。無事に終わりました・・・一安心です。これからもよろしくお願いいたします。 (2022年3月25日 15時) (
レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)うずら(プロフ) - 完結本当にお疲れ様でした。素敵な世界でした。ありがとうございました。 (2022年3月24日 12時) (レス) @page48 id: 916cc9618b (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - kkoyanagi様 コメントありがとうございます。聖書やスゥエーデン語は確かに分かりにくいですね、すいません。書いていてこれは許される？そんな愛でした。ライトな話が重くなりましたが、終わりにできてよかったです。次回もまたよろしくお願い致します。 (2022年3月23日 9時) (レス) id: e0b2c0462c (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - 完結お疲れ様でした。正直、旧約聖書やスウェーデン語はよく分かりませんが。愛するが故に…愛するがため…その人を奪い尽くしてしまいたい…。いいですねぇ〜一息ついたらまた倉丸のお話書いてくれたら嬉しいです。ありがとうございました。 (2022年3月22日 15時) (レス) @page48 id: 46c9530258 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2022年2月12日 17時
