溺愛度27% ページ31
「・・・・・どうしよっか。
僕が始末してもいいんだけど、そのせいでAが怒られたりしたら嫌だしねぇ」
軽く、刀と彼女の首に隙間を作って考えているひ〜ちゃん。
うん、取り合えず殺す気満々なのは分かった。
「・・・ッ！！！ひ・・・・・っ、つるまる、みかづきぃ・・・」
その隙間からあり得ないほどの瞬発力で、ここの刀剣達の元へとドタドタと駆け寄った彼女のなんと醜いことか。
それに気付いたひ〜ちゃんは、「ありゃ、逃がしちゃった」と、楽観的らしく私に微笑む。
そして、彼女に目もくれずにここの刀剣達から守るように私の隣に立った。
「・・・怪我してるけど、なんでだい？
Aなら守ることが出来るだろうに・・・・」
『あ・・・_______。三日月の刀をね、彼奴が刺してきたの』
「・・・・・・へぇ」
『あ、怒ってる』
なんて、会話をしていると正気に戻ったらしい刀剣達が私達を睨む。
「っ、よくも俺達の主を・・・・っ！！」
『へぇ。そんな「俺達の主」を守ろうともしないで、棒立ちしてたのは何処の誰ですかね？』
「ッ・・・・・・・！」
そう睨みあっていると、一期一振が前へと出てきた。
「・・・・・・貴方と、貴方を主とする一期一振が政府を取り締まっていると考えると寒気がしてなりませんな」
その一期一振に対抗するように、ひ〜ちゃんが前に出る。
「うーん・・・・やっぱり何処の一期一振も、あの一期一振を思いだしちゃうから気持ち悪くなっちゃうな。
.
・・・・・・でも、Aを侮辱だけはあの刀は絶対にしないからね。
そう思うと、君はあの一期一振以上に駄目な刀だってことになるよ」
ああ、やっぱりひ〜ちゃんは、うちの一期を嫌っているらしい。
なんて、面倒くさいんだろうか。
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ゆりりあ - リザさん» ありがとうございます！うちの一期は過保護タイプで、髭切は甘やかしタイプなので二人の愛はどろどろだと思います。コメント、とても嬉しいです。励みになります、これからも応援宜しくお願いします。 (2018年11月23日 11時) (
レス) id: b4acc91cdf (このIDを非表示/違反報告)
リザ - お久しぶりです！お話読ませてもらいました！一期と髭切が今後どのように愛を育むのか？とても気になります(？〜？)♭ (2018年10月17日 19時) (レス) id: 247d31804a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりあ - リザさん» ありがとうございます。一期と髭切は私の推しですので楽しく書かせていただいてます！これから五神寿達も__________も出てきますので楽しみにされていてほしいです。 (2018年9月17日 20時) (レス) id: b4acc91cdf (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 初めまして、リザと申し上げます。小説読ませていただきました！刀剣の愛と審神者がすごく良かったです！続き楽しみにしてます！ (2018年9月17日 8時) (レス) id: 247d31804a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりりあ | 作成日時：2018年8月10日 9時
