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ミコトside


ななもり様から改めてプロポーズされた

『え。』

ななもり「返事は…3日後、待ってるよ。」

めちゃくちゃ笑顔なななもり様

『お、お姉様は……』

ななもり「ごめんだけど、無理。」

キッパリと断ってしまった

『お姉様に叩かれたら…』

私はガタガタと震えてしまった
お姉様もななもり様のことが好きなのだ

ななもり「大丈夫、俺が守るよ。俺が、ミコト様の剣となり盾となり守るよ。」

力強い言葉と瞳で私は何時も救われた
こう言ってくれるのはめちゃくちゃ嬉しかった

『ななもり様…』

ななもり「だから何かあったら、真っ先に俺を呼んで欲しい。」

ぎゅーっと優しく抱きしめてくれた

ー3日後ー

『ゴホッゴホッ…』

なんでこんなときに風邪引くかな
今日はななもり様がいらっしゃるのに

『はぁ…』

せっかくのチャンス、逃してしまうのか。
このチャンスを逃してしまえば二度とない
こんな地味っ子で、部屋も汚い令嬢なんぞ…。

『ゴホッゴホッ…』

はぁ、とまたため息をついた。
私が風邪引いても誰も心配しない
みんなの注目の的はお姉様なのだから
空気令嬢なんて、誰が心配するだろうか。

バンッッ

部屋のドアが開いた
そこにいたのは、ころん様だった。

ころん「っ!?お前、大丈夫か!?」

『た、だの風邪ですので、ご心配なく…。』

ゴホッゴホッと咳が出た

ころん「はぁ。お前、侍女は?」

『いません』

ころん「待ってろ」

ころん様は怖い顔しながらこの部屋を出てしまった

ななもり「ミコト様!!」

猛ダッシュでやってきたななもり様

『な、ななもり様…』

ななもり「辛いでしょ、無理しなくて良いよ。ジェルくん、今すぐに腕のいい医者を連れてきて。」

ジェル「はっ!!」

タタッとジェル様は医者を呼びに行った

ななもり「ころんから聞いた。そりゃ環境が悪けりゃ風邪も引くよ」

冷たいタオルで私の額に置いてくれた

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こるりー箱推し神推し箱推し(プロフ) - あいみさん» ありがとうございます!! いま公式ペアしか更新出来なくて止まってる状態です…! (2022年1月12日 20時) (レス) id: 7ef62131eb (このIDを非表示/違反報告)
あいみ - 大変おこがましいですが、スランプの時妄想するとアイデアが浮かぶと思います。なーくんにこうされたいなとか。更新待ってます!頑張ってください! (2022年1月12日 19時) (レス) @page9 id: 4792817171 (このIDを非表示/違反報告)
こるりー箱推し神推し箱推し(プロフ) - rikuさん» ありがとうございます!!現在スランプ状態で投稿出来ないかもですが、気長にお待ちください! (2021年11月6日 15時) (レス) id: 7ef62131eb (このIDを非表示/違反報告)
riku - とても面白かったです。続きが気になって仕方ないので応援して待ってますね。 (2021年11月5日 10時) (レス) @page9 id: 8604b433e3 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - こるりーさんこんばんはです♪pixivの方に行けましたらまた作品を読ませて頂きます! (2021年11月3日 2時) (レス) @page9 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宮野志保 | 作者ホームページ:http://uranai  
作成日時:2020年11月16日 16時

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