空気公爵令嬢は紫の皇子に捕まった【すとpr】【紫】

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ミコトside

みんなキラキラしてた

『にしても…私ダサくね?』

まぁ自分が選んだドレスなんだけど

『はぁ…』

こんなんじゃ皇子の目にも止まらないわな
とか思いながらななもり様をジィッと見つめていた

ななもり「!」

パチッと目があってしまった

『ヤバい』

ササッと逃げようとした

「「待て」」

右から左からも声が聞こえた

『え』

私は恐る恐る顔を上げるとそこにいたのは…
さとみ様ところん様だった
ななもり様の側近だ

「俺はさとみ。なーくんが呼んでる」

「僕はころん。なーくん呼んでるから強制」

私はズルズルと引きずられた

『ちょ、私の意見は!?!?』

男2人の力は女より絶対に強いわけで
逃げようと思っても逃げられなかった

ころん「あるわけないっしょ?バカなの?」

さとみ「なーくんの命令は絶対だから。意見あっても聞かないよ」

『逃げたいです』

さところ「無理だね」

『仲良いっすね』

さとみ「まぁな。ころんは俺のだから手ぇ出すなよ」

マジか

『腐って最高』

ぐへへへって笑ったら当然引かれた

ころん「ねぇ本当に公爵令嬢なの?」

『疑うな』

これでもリカルド家の娘です!!!!!!!!

さとみ「無理があるな。お前、名前は?」

『ミコト・リカルド・スカーレット』

さところ「はっ!?!?!?!?」

『うるさっ…』

耳元で叫ばんで欲しいわ
まぁリカルドって言ったら驚くわな
数年に1人は光の魔法の持ち主が現れてくるって有名だから

ころん「腐ってそうな公爵令嬢がもしかしたら!?」

『ディスってますよね?』

まぁ腐ってるのは私も認めますけど

さとみ「聖女様ってことだな」

『聖女様はお姉様のことでは?』

まだ魔法らしきもの使ってないけど、みんなから溺愛されていた。

さとみ「アイテラ様だろ?もしアイテラ様が聖女だったとしてもなーくんは受け付けれないよ」

『え、あんなに美人なのに。』

ころん「なーくんはストレート髪が好きだから」

『あ』

私のお姉様はめっちゃクルクル巻いてある
私はクルクルすんのめんどくさいし、髪が傷んでしまうためやっていなかった。

さとみ「なんでお前はクルクルやってないんだ?」

『誰がめんどくさいことやんなきゃならないの?』

真顔で言ってやった

さところ「っ…wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

え、なにこの側近たち。
めちゃくちゃ爆笑してんじゃん

ころん「最高すぎてヤバっwwwwww」

さとみ「ひぃーっwww腹痛てぇwwwwww」

どうやら側近たちのツボだったようだ

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