6 ページ6
海磨side
少し机から離れただけだったのに
海磨「は?」
机の上にな組のサインと手紙があった
海磨「なんだと…」
手紙の内容はこうだ
ーーー
ひっさしぶり〜♪海磨くん!!日本語書くの久しぶりだな〜 俺は海磨くんに殺されて以降ずっと恨みを持ってたよ。そして俺は吸血鬼に生まれ変わった…
ここからが本題だ
海磨くんの娘を俺らの嫁として貰った
てか攫ったのが正解かなぁー
だからもう会社には行かせないよ
君の元にも返す気は無い。
歌う吸血鬼 リーダー ななもり。
ーーー
海磨「くっ…!!」
僕には誰にも言えない事情があった
その理由は人を殺したこと
ついムキになって親友を殺した
最後に思い浮かぶのはアイツが憎しみを持った目で僕を見たこと…
海磨「だからと言って…!!僕の愛娘を攫うなんて!!」
とても許せなかった
海磨「……………また、殺す……しか…ない…。」
親友だったアイツを、ななもりを…。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜♪〜♪
海磨「歌…声…?」
僕の部屋は屋上から近かった
海磨「行くか」
こんな夜中に歌声が聞こえるなんておかしい
カツカツ(←靴の音)
海磨「………ここか…」
ガチャと屋上へ続くドアを開けた
そこにいたのは…
海磨「美琴!!」
愛娘と、歌う吸血鬼6人組がいた。
真ん中にはアイツが…
『?だぁれ?』
海磨「は…」
僕のこと…覚えてないのか!?
ななもり「くすっ…面白い顔してるねぇ…」
海磨「ななもりぃぃぃぃぃ!!」
コイツの顔を見るとイライラしてきた
ななもり「あはははは!!この子はもう俺らのモノだよ?あんたの顔なんて一切覚えてないよ?」
コイツは豪快に笑った
僕の顔を見て楽しんでるようだった
11人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宮野志保 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2020年7月10日 1時