歌う吸血鬼。【すと//】【オチ未定】 (ページ2)

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美琴side

何故か歌う吸血鬼、6人…と、女の子1人に追いかけられています。

『なにこの状況!!』

元陸上部でもあるので足は早いほう

「ちっ、早く捕まればいいものの…。」

そう発したのは黄色の王子様、るぅとくん。
何故名前を知ってるかって?勝手に自己紹介されたのだよ

『…………この状況、絶対に“歌う吸血鬼に追いかけられる多忙なOL”だよね!?』

そう、歌う吸血鬼のモデルは後ろにいる6人組のこと。
私はそのホラゲーのファンで世にいう…重課金勢

「なになに?そのホラゲー知ってるの!?」

と誰よりも早く反応したのは青色の王子様のころんくんとピンクの王子様、さとみくんだった。

『ファンだよ!!食費削ってまで課金してるよぉぉぉぉ!!』

私、なに言ってんだよ。てかなんでコイツらと普通に喋ってんだ?

「俺も課金したいけど、お金ないし…店の中に入れないから出来ないんだよねー。」

あ、買ってこいオーラが凄い。
ころんくんもやって欲しいのか、僕もって後ろからのオーラが分かる。

『分かった!!そこのコンビニで買ってくるから!!取り敢えず休ませてくれ!!』

「んー、仕方ないね。さところも欲しがってたし…休ませよっか。」

とみんなの癒しらしい…赤色の王子の莉犬くん

『仕方ないって…私は高られるだけか…』

みんなは路地裏から出なかった
人の目もあるし、光もあるのでこれ以上出て行けれないのだろう。私はドボドボとゲオに行きSwitch用のクレジットカードを2枚購入した

『ついでにコンビニも行こう…』

みんななに食べれるのかな?確か生肉や赤ワインしかダメだよね…

『赤ワインかな』

少し高級なの選ぼう今日のご飯は無しかな

『おまたせー』

2人にクレジットカードを渡し、ムラサキの王子様…ななもりくんに赤ワインを渡した。

「赤ワイン?」

『みんなと飲んでね』

「これ高級の赤ワインですよ!!」

るぅとくんとジェルくんは嬉しそうだ

「なぁなぁこれのやり方教えてくれよ」

『はぁ?』

「ガチトーンw」

莉犬くんは爆笑していた

『分かった!!そんな捨てられた子猫の顔しないで!!てか取り敢えずみんな私の家に入って!!』

タワーマンション25階の部屋に案内し、電気付けずに家の中に入った。

「え、まさしく“歌う吸血鬼に追いかけられる多忙なOL”の女主人公じゃん。」

さとみくんやころんくんは女主人公に似てる!!と大暴れしていた