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ゾロと一緒にいる私は笑顔だった…?
あの時、ゾロの隣で笑顔で洗濯物を取り込む自分の姿を想像すると、顔に熱が集まっていくようだった。
『本当に私あの時、そんな顔してた…?』
「ええ、ホントよ。私も見たもの。」
ナミがそう言う。どうやら本当のことのようだ。
「さあ、白状しなさい!A!ゾロのことどう思ってるの?」
ナミに指をさされてそう言われ、本当のことを言うしかないと思った。
やっぱり2人に隠し事はできないなあ。
『気になりは、する』
2人はへぇ〜、と声を上げて、私の顔をまじまじと見る。
まだ隠し事をしていると思われているようだ。
『嘘じゃないよ。まだ好きとは言えないの。』
私は真っ直ぐ2人の目を見てそう言った。
どうやら2人はその甲斐あって納得してくれたようだ。
2人に信用してもらえて良かった…とホッとしていたのも束の間
「まだ、ねぇ…」
「ふふ、これは楽しみが続きそうね。」
ナミとロビンは何やら企んでいるようだった。
こうなるからあんまり伝えたくなかったんだよなあ…。
『2人とも、変なことしないでよぉ…』
2人はにこにこと私に笑いかけるだけだった。
私の少しの不安を残して、本日の盛り上がった恋バナは幕を閉じた。

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海軍 - 私用で忙しいみたいなのでリクエストはキャンセルしますね😌 (4月22日 19時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - 良い小説です。完結おめでとう御座います💐もしご迷惑でなければリクエストしていいですか? (4月5日 6時) (レス) @page42 id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山梨 | 作成日時:2025年1月23日 17時