＊ ページ21
さすがに怖くなって、誰か助けて、と思った時。
私に近づく彼女達に当たるか当たらないか、というところに上から何かが飛んできて、地面に刺さる。
ヒュン、ザク。
音をたてて飛んできたそれを見ると、手裏剣の形をしている。
事態がのみこめず、混乱した私と彼女達。
上から飛んできたので、誰かいるのだろうと思い、上を見ると、窓から誰かが飛び降りた。
「何者かは知らぬでござるが、我らのA殿にてを出すとは、無礼にもほどがあるでござる！」
私と彼女達の間に飛び降りてきたのは、忍君だった。
普段は聞かないような、少し低い声。
表情は見えないけど、怒っているというのは分かった。
さっきまで笑っていた彼女達の表情は一変していた。
「え、とね、忍君」
リーダー格の子がなにかを言おうとすると、忍君はそれをさえぎる。
「言い訳は無用でこざるよ、今すぐに去れば大事にはしないでござる」
そう言われた彼女達が逃げるのは速かった。
驚きながら逃げていく彼女達を見ていると、忍君が私のほうを見て、心配そうに言った。
「大丈夫でござるかっ？他には…」
それにたいして、
「うん、大丈夫だよ。忍君が来てくれたから」
そう返せば忍君は良かったでこざる、と嬉しそうに笑う。
「早く着替えに行くでござるよ、体を冷やしてしまっては大変でござる」
少し震えている私に気づいたのか、そっとブレザーを肩にかけてくれる。
「忍君、ブレザーがぬれちゃうよ」
と言うと、
「ぜんぜん構わないでござる」
むしろ、着てほしいと言うのでありがたく着た。
「本当にありがとう」
歩きながら言うと、
「…これからは、絶対に拙者が守るでござる！だから、頼ってほしいでござる」
忍君は顔を赤くして言った。
─────────────────────────
リクエストありがとうございます！
めっちゃ遅くなり、申し訳ありません！
話考えてたら、テスト週間突入してました！
あと、なんかキャラ違うような気が…
色々とごめんなさい！
たいせつだから ＊深海奏汰 【佑様リクエスト】→←ピンチと彼と ＊仙石 忍 【コナ様リクエスト】
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水｡(プロフ) - リクエストありがとうございました！ゆうたくんが可愛くて発狂しました!!← 本当にありがとうございます(*^^*) (2018年3月10日 20時) (
レス) id: 175adf3f0e (このIDを非表示/違反報告)
ハナココ - ありがとうございます！とても嬉しいです♪キュンってなりました！ホントにありがとうございました！ (2018年3月3日 0時) (レス) id: 28badfe39b (このIDを非表示/違反報告)
サクサクプリンsakuya(プロフ) - 藍刻 零紗さん» すみませんでした！ちゃんと読んでなくて・・・リクエストは無しでいいです！すみません (2018年2月28日 22時) (レス) id: 414fad58e0 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - サクサクプリンsakuyaさん» 申し訳ありません。今はリクエストを停止しております…。(詳細は【作者より】お知らせと相談っぽいもの。のところに書いてあります) (2018年2月28日 15時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
サクサクプリンsakuya(プロフ) - リクエストでみかちゃんお願いします！シチュエーションはおまかせします！ (2018年2月28日 5時) (レス) id: 414fad58e0 (このIDを非表示/違反報告)
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