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窓から差し込む日差し、
鳥の鳴き声、工事の音、車の音
目が覚めると俺は自分の部屋にいた
深「ん…照ぅ…」
頭がズキズキする、、二日酔いかな
頭を抑えながらリビングに行くと照が朝食を作っていた
岩「あ、おはよ。」
深「おはよ〜照、頭痛い」
岩「大丈夫？昨日の二日酔いだよな」
あーまた俺泥酔したのか、馬鹿だなあ
午前9時半。いつもなら会社でいないはずのこの時間に照と2人家にいる
出張の次の日は午後出勤なの嬉しいな
照が料理を作る姿、いいなあ
こんな照をずっと側で見続けられたらな
そんな思いがふつふつと湧き上がる
深「ねえ、照。
俺たち、同棲しない？」
感極まった挙句、口に出してしまった
照はなんていうんだろう…
照「じゃあ、物件。今度見に行こうね」
優しい声で照は俺にそう言った
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3年前、それは1月の下旬だった。
深「…俺たちさ、一緒に住もうよ」
阿「え？」
俺が亮平に同棲を持ちかけるには時間がかかった
いつでも広いところに引っ越せるように同棲用のお金を貯めていた
いいよって言われると思ってたから
ちょっとかっこつけて言ってみたのに
阿「ごめん、そこまでは考えてなかった」
亮平はそんなことをいうから
なぜかそのそこまでは考えていなかったっていう言葉に反応してしまって
俺たちの将来を見据えて付き合ってくれてないのかって気づいてしまった
あの時から、一緒に誰かと笑いあうのが少し怖くなった気がする
また、亮平のように、誰かを失うのが怖い
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ふっかと出勤する午後の電車はやけに空いていた
ぼーっとするふっかの横に座る
俺は朝、同棲を持ちかけられた
すごく嬉しかった、本当に嬉しかった
これからもずっと側に居られるんだと思って
でも、ふっかは俺たちのことに悩んでる
ふっかが考え事してるなんてお見通し
だから、俺は気づいてる
まだ心の何処かに"阿部亮平"がいること
それを知った上で、ふっかと付き合っている
3年前のことを引きずるくらい好きだった阿部は
もう日本にはいない
だから、もう
ふっかがなにをしてたって、なにを考えてたって
俺のものだよ
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ひーちゃん。(プロフ) - ytasanさん» 嬉しいコメントありがとうございます！！ (2020年7月24日 22時) (
レス) id: 666d245609 (このIDを非表示/違反報告)
ytasan(プロフ) - 更新の通知を見た時は声が出るほど嬉しかったです。最後まで楽しみにしています。 (2020年7月23日 4時) (レス) id: 5903fa3608 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん。(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます！こんなに切なくするはずじゃなかったんですけどね…泣 (2020年4月6日 20時) (レス) id: 666d245609 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 切ないですね…。ぜひ、ふっかさんと阿部ちゃんには、ハッピーエンドになってもらいたいですね。 (2020年4月5日 4時) (レス) id: 5ca5d758c8 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん。(プロフ) - ルルモさん» ぜひ作品の終わりまで読んでください！みんな幸せになる結末…頑張ります^_^ (2020年2月25日 23時) (レス) id: 666d245609 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひらのん♪ | 作成日時：2020年2月16日 23時
