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???side
プルルルルル…
『…やっほー!ふるっぴ、元気にしてる?』
「元気だよ。突然電話かけてくるから驚きだよほんと…ところで何か用?」
『いやねえ、実は前々から言ってた''あれ''とうとう決着つけようと思って。
風夏に協力仰いでるから、お前の持ってる証拠送ってくんね?』
「…気づいてたの?俺が証拠持ってるって」
『気づかない方がおかしいって。普通疑うでしょ』
「証拠なんてなくってたって、俺は信じるけどね」
『流石イケメン。言うことが誰かさんと違う』
「イケメンじゃないって。それよりだいじょぶなん?」
『んー、まあなんとかなるっしょ。じゃ、用はそれだけ。また学校で』
ツー…ツー
彼女は不思議だ。なんかこう、全部分かってるぞ。みたいな感じで俺と接している。
俺のこともクラスメイトのこも、何故か知っている。
手に握られたスマホの画面には、通津村が仕事をさぼり、スマホをいじって笑っている様子が映し出されている。
「…また''前みたいに''ならないといいけど」
俺は、またあいつを救えないのだろうか。
「………風夏、行くよ」
そして隣で座っている相方に声をかけるのだった。
夢主side
『ふるっぴには勘づかれたかねー』
電話をポケットにしまい、床に座り込んだ。
もしまたあれが起こったら…………
また前みたいになるから、と言ってもう部活には入れさせてくれなくなるのだろうか。
私はやるからには最後までやるタイプの人間だ。意地でも3年生までマネージメントをする。
これが今の私の目標でもあったりする。
『………はは、つらい』
この状況をふるっぴにでも見られたら、すごい心配されてしまうのだろうか。
風夏も同じような反応をするのだろうか。
苦しいと訴えてくる体がだんだん壊れていくようだ。
ズキズキと頭が痛み、寒気が襲ってくる。
『……………フゥ』
あいつらは私の心配をしてくれるのだろうか……?
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無気力携帯女子@マッキー先輩推し(プロフ) - ありささん» 本当は川西くんに言わせようか迷いましたが、よくよく考えるとあまり接点があまりなかった気がしたので、白布くんになりました。実際の口パクでがんばれーは僕も見たいです() (2020年3月4日 22時) (レス) id: e7982b8b42 (このIDを非表示/違反報告)
無気力携帯女子@マッキー先輩推し(プロフ) - 紅葉さん» はい!後編とかいくので、楽しみに待っててください! (2020年3月4日 22時) (レス) id: e7982b8b42 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - うおぉぉ口パクで白布くんがんばれーはヤバい!!!めっちゃ何度も見直しましたw! (2020年3月4日 1時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - マジでこの小説好きです!これからも更新頑張ってください! (2020年3月3日 23時) (レス) id: 9cddad8678 (このIDを非表示/違反報告)
無気力携帯女子@マッキー先輩推し(プロフ) - 愛優さん» すみません…!訂正して起きました!!指摘ありがとうございました! (2020年2月9日 14時) (レス) id: e7982b8b42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無気力携帯女子@フクロウチーム推し | 作者ホームページ:
作成日時:2019年10月27日 14時