小さな存在 ページ6
｢結局夜になっちゃった…｣
｢見つかりませんね｣
｢だなー…｣
｢止まっていたホテルはもぬけの殻だったしな｣
｢どこにいるんだ…Aちゃーん！！！｣
ドスンッ
｢へ？｣
目の前に落ちてきたのは真っ黒いゴツゴツとした…
何かの腕
｢ひぃぃい！！？｣
｢なんだ！？｣
｢う、うで…？｣
そして落ちてきた空へと目を向けた
その時、光と共にその『何か』はバラバラにされ消えていった
地面に伸びた電柱の上に着地し立つ少女
『げ』
｢A！｣
｢み、みつけた！｣
『っ』
対角線上にある電柱を伝いながらその場を去るA
に気づき全力で追いかけるツナたち
｢は！は！ま、まって！！｣
｢はえーのな…！｣
｢まちやがれ！！｣
『ｯﾁ』
Aは何かの気配を感知し手に武器を出しツナたちに向かって投げた
カツンッ！
｢うわぁ！？｣
｢な、なにしてんだA！｣
｢落ち着くのな！｣
ツナの目の前に刺さった刃、地面から黒い影が溢れ出るとどんどん巨大化しツナ達めがけて拳が振りおろれた
｢うわぁあ！！｣
尻餅をつき思わず目をつぶった
しかしその右拳は当たることなく分解された
『は…は…邪魔』
｢Aちゃん…たすけて…くれた？｣
『っ！危ない！』
ドンッ
『がは！』
ツナを突き飛ばすと左から化け物の大きな足がAの体を吹き飛ばしコンクリートに激突した
『けほ…っぐ！』
｢三十倍ボム！！｣
｢うつし雨…｣
獄寺と山本の攻撃は化け物に命中し化け物は消えいった
｢た、たすかったぁ…｣
｢何してやがるバカツナ｣
｢リボーン…っ！Aちゃん！！｣
地面に倒れているAの元へ急いで向かう、頭や体からは血が流れ意識を失っていた
｢リボーン！Aちゃんが！｣
｢落ち着け、家に運ぶぞここだとやべぇからな｣
｢俺運ぶぜ｣
山本がAを優しく抱きとめゆっくりと立ち上がった
｢(…軽いな…)｣
こんな小さな存在に守られてたのか俺達は…
｢行くぞ｣
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ミリア - すごく気に入った作品でした今後他の作品を作る予定ならリボーンの世界にトリップしたアニメKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品で雲雀さんがでってくる作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけてがんばてください。応援してます。 (2017年8月7日 19時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
巫女 - 面白いです！続版待ってます！ (2017年8月7日 7時) (レス) id: 480f5e2efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テララ | 作成日時：2017年4月17日 0時
