救われた気がした ページ43
｢そっからは早かった、骸が基地を破壊し俺達はそれぞれの道を歩んだ。こいつの話曰くその後そこのアルコバレーノとディーノって奴に助けられボンゴレに入ったそうだ｣
不本意ながらも…と小声で付け足した
｢そうだぞ。その頃のAはマフィアを敵視していたからな慣れてもらうためにも俺が入れたんだぞ｣
｢しかし…やはりボンゴレに入れたのは間違いでしたね｣
｢んだとこら！｣
獄寺が骸の服をつかみかかった、そして骸は強くことだを発した
｢だってそうでしょう…ボンゴレなんかに入らなければ…Aはこうはならなかった…っ！｣
｢っ｣
ツナが息を飲んだ、自分のしてきた行動に後悔と怒りしか覚えない。何故あの時見方をしてやれなかったのか、何故あの時庇ってやれなかったのか
なぜ見捨ててしまったのか…
『なに…しゃ…ん…だ』
｢A！｣
｢Aちゃん！？｣
ゆっくりと片方の目を開け弱々しく喋るA
｢A…おきて…｣
『さっき…だよ…きょ…や』
｢無理して喋んな炎症起きてんだからよ｣
『クロ…』
｢ごめんね…ごめんなさいAちゃん！｣
泣きながら謝るリオンと心配そうに見つめるハイドとクロの
少し強めに力を入れ眉を潜める雲雀と涙を流すツナ
｢何があったんだ。お前らは何をしようとしているんだ｣
｢リボーン…それはあとの方が｣
『どのみち…話すことは…ない』
｢んでだよ！俺達はここまでお前を助けるために来たんだ！｣
｢そうだぜ！何かあるって言うから…そんな怪我してよぉ…｣
獄寺に続いて山本も目を合わせながら必死に説得した
｢A…話しても｣
『だめだ…絶対に』
｢Aちゃん…おれ…今度こそ君の力になりたい…なにか理由があるんだろ？…だからこんなことを｣
『うるさい！！』
｢っ…｣
『ツナたちに喋ることなんて何も無い！お願いだから…かえっ…て…ごほ』
口からは真っ赤な血が咳き込む事に出た口の横から血を流し苦しそうに目を瞑る
｢Aっ｣
『はな…して…よ、恭弥…も…やなんだよ…いやだ…みんなを……うしないたく…ない…やだ』
たくさんのものを失った。
たくさんの者が消えていった。
たくさん悲しんだ。
『やだよ…』
雲雀の服を掴み涙を隠すようにこすり付けた
｢大丈夫｣
ツナの強い声
おじいちゃんに
九代目の瞳だ
｢君を一人にしない｣
たったその一言に
救われた気がした
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ミリア - すごく気に入った作品でした今後他の作品を作る予定ならリボーンの世界にトリップしたアニメKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品で雲雀さんがでってくる作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけてがんばてください。応援してます。 (2017年8月7日 19時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
巫女 - 面白いです！続版待ってます！ (2017年8月7日 7時) (レス) id: 480f5e2efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テララ | 作成日時：2017年4月17日 0時
