異物 ページ16
『…』
｢昔ここでよくこうしてたよなぁ｣
河原で魚がきらめくのを時々見る。街の子供たちは自分たちの家へと帰り夕日がどんどん沈む…そしていずれ月が出て街を照らす
『懐かしいね』
｢お前昔っから一人で抱えてよ〜少しは俺たちを頼れってんだ｣
『ごめんね…ハイド』
｢す、素直に謝れると気持ちわりぃ｣
『嘘だよ単純ハイド』
｢んだとこら｣
『ねぇ…ハイドはこの世界に妖怪や半妖はいると思う？』
｢あ？急になんだよ｣
『いやぁ…最近よく思うんだよね…この世界に…私たちの存在が本当に必要なのかなーって』
｢…どうなんだろうな｣
『平和な世界…そんなものおとぎ話に過ぎない。生き物がいる限り争いごとは避けられないからね…
けどさ…この世界の理…つまり私たちの存在が消えたら…少しはマシになるかな』
｢…俺達は異物みたいなもんだからなぁ｣
『…わたし…みんなで消えるなら…
怖くないよ』
｢A…おまえ｣
『なーーーんてね！』
｢あいた！？｣
軽くハイドの頭を叩くと立ち上がり背を伸ばした
『かえろーっと』
｢んだよ……よーし、久しぶりにお前の料理くってやる｣
『仕方ないなー腕を上げた私の手料理仕方ないから食べさせてやる』
｢言ったな！？不味かったらお前を食うからな｣
『その前にお前を煮込むぞコラ』
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ミリア - すごく気に入った作品でした今後他の作品を作る予定ならリボーンの世界にトリップしたアニメKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品で雲雀さんがでってくる作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけてがんばてください。応援してます。 (2017年8月7日 19時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
巫女 - 面白いです！続版待ってます！ (2017年8月7日 7時) (レス) id: 480f5e2efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テララ | 作成日時：2017年4月17日 0時
