●悪魔の飲食物にはご注意を 【青キジ】 ページ44
「今日も頑張ってるね、確実に上達してるよ！」
あんな顔しちゃって、俺だけに向けてくれねェかな。
「え？昼ご飯一緒に？良いよ、丁度私も行こうと思ってた」
階級も違うけどさ、そこは俺にしないの？
「貴方って面白いね、きっと良い海兵になれるだろうなあ」
嗚呼、邪魔だなァ。アイツ。
最近は何だかクザンの様子が可笑しい。
たまに冷たいというかそっけない？というか…この前は強引に昼ご飯は一緒に連れていかれたし、あの時の顔はいつもの気怠いような顔ではなかったことを覚えている。何かしたのだろうかと考えたものの心当たりがない。
噛みつくようなキスも多くて優しいキスなんてあまりされていない気がするし、抱かれる時も近頃は優しくない。
簡単に言えば彼は荒れているのだろう。ただ、その原因が分からなければ手の打ちようがない。
彼が不機嫌になるタイミングから調べた方が良さそうだ。
「ほらクザン、会議。そろそろ一緒に行こうよ」
「…んァ？もうそんな時間か、分かった。すぐ行くからちょっと待ってなさいね」
…大丈夫そうだ、会議とかではない。寧ろいつも通りで更には抱きかかえられ上機嫌で会議に連れていかれた。
昼ご飯はあまり一緒に食べたりもしていなかったし声かけて誘ってみたりしようか。
と思ったのだが愛用のアイマスクを下げて昼寝していた。しかし私はこの大将の眠りが浅い事を知っている為、鼻を摘まんで起こす。
「ね、昼ご飯まだ食べてない？」
「食べてねェけど、鼻摘まんで起こすの止めてくれよ。どうせならAのキスで起こしてくれたら良いじゃないの…」
「それしたらこの前、私を抱きしめたまますぐ動かなかったよね？クザン」
普通…だな、きっと。そう思いながら相手の手を握って昼ご飯を食べに行ったのだがその顔は嫌そうだったり、暗かったり怪しい雰囲気は無かった。でも何だか、冷たかったりしていたのは気の所為に思えない。
頑張って読み取ろうと思ったものの時間だけが過ぎていき、この一週間どこか不機嫌な所も少しはあったが何でそんな暗い顔をするのか全く分かってあげられなかった。
あんな顔をさせているのだ、やはり何だか心配で。
同じ大将だったら分かるだろうか。よく見てそうなのはボルサリーノ辺りだと考えた。
サカズキはあまりそういうものに興味がなさそうな為、適任ではない。
何か良い答えが見つかると良いのだけれど。
「ボルサリーノ、ちょっと聞きたい事があるんだけど良い？」
「ン〜？何だァい」
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零猫(作者1)(プロフ) - ねむさん» 有難う御座います！師走で何かと忙しいですが、またチマチマ頑張っていきます！ (2022年12月10日 12時) (
レス) id: 909ea21d0e (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - 次の更新も楽しみにしています！ (2022年11月29日 9時) (レス) id: 5d4dcca220 (このIDを非表示/違反報告)
零猫(作者1)(プロフ) - 碧.さん» その言葉で大変頑張れます！( ᷇࿀ ᷆ )貴方の勇気が私の活力になりましたので、またお話が思い浮かんだら更新していきます！！( 'ω') (2022年11月6日 23時) (レス) id: f107f7bb54 (このIDを非表示/違反報告)
碧. - 何時も楽しく読ませて頂いております！ずっとコメントしたかったのですが勇気がでず今日やっとコメントが出来ました(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)旧三代将もウタも大好きなのでこれからも更新楽しみにしています！ (2022年11月5日 23時) (レス) id: 7eb027a135 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - 零猫(作者1)さん» 新しく更新されたのも最高でした！ありがとうございます！ (2022年10月22日 17時) (レス) @page20 id: 8adf995a6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零猫(作者1) | 作成日時：2022年10月15日 18時
