私とお姉ちゃんは違うから

13話 ページ14

なんなのあいつ
今まで見てみぬフリしてきて急に助けるとか言い出して

「私がどんな思いで学校来てるか分かる！？
　助けてなんて言っても無駄だった！！
　お姉ちゃんは悪くないのに…
　私はお姉ちゃんを責めちゃう…
　結局皆お姉ちゃんばっかり！！！
　私なんか眼中にないくせに」

北人「…」

「黙ってないでなんか言ったら？
　絶望したでしょ？嫌ってよ…もっと嫌ってよ！
　私に友達も親友も要らない
　家族なんてもっと要らない」

（姉）「A…」

「！？お姉ちゃん」

（姉）「ごめん聞こえてきちゃった」

「…」

（姉）「Aになにがあったか知らないけど私はAのこと大好きだから」

「そういうとこがうざいんだよ！！！」

北人「っ！お前最低だな」

「なんなの」

北人「（姉）さんもう帰りましょう。こんやなつ相手にしてたらだめです」

待って
ホントはこんなこと言いたいんじゃない
でも素直になれない私はこうやって嫌われていく
お姉ちゃんは悪くないことなんて知ってる
でもお姉ちゃんを悪者にしちゃう
そんな自分に嫌気がさしてくる









楽に消える方法ってないのかな…？

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