第１１話 土門と冬海 ページ14
数日後、ＦＦの開会式が行われ
４０年無敗である帝国も、１回戦に向けて調整を行っていた。
坂本(そういえば、土門が雷門に転入するのは今日だったか…)
いつものように、室内グラウンドでの練習を見ていたAは
ふと土門の事を思い出す。
鬼道の指示で動いている彼は、情報を鬼道に流すようで
必要があれば鬼道からAにも流れるようになっている。
それを影山に伝えるかどうかは、Aの判断次第だ。
坂本(確か、雷門の初戦相手は“野生中”だったか……。初戦敗退なんてつまらない真似、してくれるなよ)
不敵な笑みを浮かべたAに気付いた佐久間は、首をかしげていたが
源田の声で我に返り、再びシュート練に集中する。
野生、御影専農、秋葉名戸
と無名であったはずの雷門は次々に勝ち抜いていき、次はいよいよ地区予選決勝。
帝国との試合だ。
しかしそれを良く思わない者がいる。
言わずもがな、影山零治だ。
影山「率いるチームを決勝まで進めるとは、流石だな冬海」
《も、申し訳ありません…。まさかあいつらがここまでやるとは…》
影山「どんな手を使ってもいい。雷門中を決勝戦に出場させるな。いいか？どんな手を使ってもだ…もしも失敗した時は……」
《わかっておりますっ…必ず不参加にしてみせます》
影山「フッ」
総帥室で行われていたその不穏な会話を、部屋の外から聞き耳をたて聞いている者がいた。
坂本「…冬海、ねぇ」
小さく呟き、Aは壁から背を離しその場を去る。
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アメミヤ♪(プロフ) - マナさん» 返信お待たせいたしました！コメントありがとうございます！私が小説を書くときは、長台詞にならない事、想像しやすいような描写、書いていなくてもその時の心情が分かるような表現、流れのテンポ、行動の意味のつじつま、などを心がけています！言うだけはタダ！ (2021年10月30日 17時) (
レス) id: 1ef70b6993 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 作品読んで感動しました、どう作品書いてらっしゃるか教えてほしいです！ (2021年9月14日 20時) (レス) id: 3e93b35eb1 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 初めまして！作品観覧させて頂きました！！夢主ちゃんはプロジェクトZ？と関わってるみたいですね。しかも、鬼瓦さんとも知り合い(？)みたいですし続き楽しみにしてます！！更新頑張ってくださいね！ (2019年9月8日 10時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。これからも頑張って更新してください！(^^) (2019年9月4日 0時) (レス) id: d7bac13e1b (このIDを非表示/違反報告)
水銀(プロフ) - 上手く言えないのですがめちゃくちゃ好きです…主人公は本当は豪炎寺の事を大切に思っているのが伝わりました…！これからどうなっていくかとても気になります！ (2019年8月28日 3時) (レス) id: 78abf1c607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年8月25日 19時
