第８話 ゲーム終了 ページ11
《さあ雷門！目金に代わって新たな１０番！！豪炎寺が登場です！！》
鬼道「我らの目的はここからだ」
辺見「なるほど、奴が狙いか」
ピーーッ
試合再開早々、宍戸のボールがスライディングで奪われる。
鬼道「行け、デスゾーン」
「「デスゾーン！！」」
豪炎寺「よしっ」
しかし、豪炎寺は向かってくるシュートを無視。
《なぜか豪炎寺！円堂を全くフォローせず！１人、帝国ゴールに上がっていく！！》
鬼道「なに！？」
《目金と同じ敵前逃亡かぁ！？》
円堂「あいつ…俺を信じて走ってるんだ。俺が止めるって！これを止めた俺から、必ずパスが来ると信じて！！はああああッ！！」
円堂の手から出た黄色の光は、巨大な手となりシュートを止める。
これが“ゴッドハンド”円堂の必殺技だ。
坂本「これは……」
円堂「行け！！豪炎寺！！」
《そしてボールは、豪炎寺に！！》
パスを受け取り、ボールと共に高く飛ぶ豪炎寺。
それは封印していた炎のシュート
豪炎寺「ファイアトルネード！！」
ピピーーッ
《ゴール！！ついに…ついに雷門レイブン！帝国学園から１点をもぎ取りました！！》
円堂「やった…！」
驚きの声と、歓声が上がる。
影山《ここで終わりだ。データ収集は完了した。スーパーストライカー、豪炎寺のシュートは少しも錆びついてはいない》
坂本「了解しました。審判！」
耳につけていたマイクから受けた影山の指示。
Aは試合放棄を審判に伝える。
審判「たった今！帝国学園から試合放棄の申し込みがあり、ゲームはここで終了！！」
すれ違い、お互いの場所へ戻っていく鬼道と豪炎寺。
互いを横目で確認したのち、豪炎寺はベンチから立ち上がったAを見つめた。
《なんと！！帝国学園試合を放棄！！これは実質的に雷門イレブンの勝利とも言える事態です！！》
バスに乗る前、鬼道は足を止め振り返り
横を通り過ぎるAに向けて呟く。
鬼道「円堂守……思わぬ収穫があったな」
坂本「………」
そして２人も、バスの中へ消えていった。
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アメミヤ♪(プロフ) - マナさん» 返信お待たせいたしました！コメントありがとうございます！私が小説を書くときは、長台詞にならない事、想像しやすいような描写、書いていなくてもその時の心情が分かるような表現、流れのテンポ、行動の意味のつじつま、などを心がけています！言うだけはタダ！ (2021年10月30日 17時) (
レス) id: 1ef70b6993 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 作品読んで感動しました、どう作品書いてらっしゃるか教えてほしいです！ (2021年9月14日 20時) (レス) id: 3e93b35eb1 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 初めまして！作品観覧させて頂きました！！夢主ちゃんはプロジェクトZ？と関わってるみたいですね。しかも、鬼瓦さんとも知り合い(？)みたいですし続き楽しみにしてます！！更新頑張ってくださいね！ (2019年9月8日 10時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。これからも頑張って更新してください！(^^) (2019年9月4日 0時) (レス) id: d7bac13e1b (このIDを非表示/違反報告)
水銀(プロフ) - 上手く言えないのですがめちゃくちゃ好きです…主人公は本当は豪炎寺の事を大切に思っているのが伝わりました…！これからどうなっていくかとても気になります！ (2019年8月28日 3時) (レス) id: 78abf1c607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年8月25日 19時
