第250話 皇帝ペンギン3号 ページ44
試合が始まり早々、二人が上がって行く
鬼道「行くぞ不動!!」
不動「お前こそ!!遅れるなよ!」
鬼道・不動「「はぁぁぁっ!!」」
だが、そのシュートは大きくゴールをそれてしまう
円堂「おしい!!」
佐久間「い、今のは…!!」
鬼道「失敗か…」
不動「何でうまくいかねぇ!!」
佐久間「鬼道!不動!今のシュート、まさか!!」
鬼道「二人で特訓していた必殺シュートだ。だが見ての通りまだ完成していない」
不動「チッ…これなら影山に一泡吹かせられるってのによォ…」
それはAが不動に提案し、鬼道とやるよう仕向けた技だった
それにAが気づかぬはずもなく、じっと彼らを見つめている
佐久間「まさか二人がそんな事をしていたとはな……すまない不動」
不動「あ?」
佐久間「俺は今までどこかお前を疑っていた。いつか裏切るんじゃないかと…だがその疑いはもうない。俺にも協力させてくれ鬼道、不動!俺達三人ならそのシュートを完成させられるはずだ!!」
試合が再開され、デモーニオがボールを持って上がる
デモーニオ「俺は究極だぁ…究極の存在なんだぁ!!」
フィディオ「究極の者なんか存在しない!!」
デモーニオ「なに!?」
フィディオ「みんな、究極を求めて努力する。努力するから進化するんだ!!自分を究極だと認めたら、進化はそこで終わるぞ!!」
デモーニオ「黙れぇ!!」
フィディオ「イタリア代表の座は渡さない」
すれ違いざま、デモーニオからボールを奪ったフィディオは
鬼道に向けてパスを出す
フィディオ「鬼道!!」
佐久間「お前達のシュートには、高さが足りないんだ!」
不動「なにっ」
鬼道「高さ…高さか!!行くぞ!!」
佐久間・不動「「おう!!」」
そして3人は空へ飛ぶび
ピュ〜ィ
「「皇帝ペンギン3号!!!」」
さっきとは違い、高さが加わったことでパワーが増した皇帝ペンギン
デモーニオが皇帝ペンギンXで対抗しようとするが、シュートはデモーニオごとゴールへ
そのシュートにより、オルフェウスは逆転
Aはベンチで、満足げな笑みを浮かべていた
K「…!A、お前か……!」
坂本「彼らに手を貸したのは、貴方に協力する“前の”俺です。“今の”俺は、貴方との約束を破ってませんよ」
だが影山は、フッと口角を上げた
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琴葵(プロフ) - 面白すぎて一気にシリーズを見てしまいました!!!更新楽しみに待ってます!!!!!!!! (2019年12月19日 13時) (レス) id: b0ea0349a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初コメ失礼します!お話を読んでとても興奮しました!豪炎寺の事が大好きな私にとってこのお話はほんとに神です!これからも楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2019年12月3日 6時) (レス) id: f531a252e9 (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - 失礼します!いつも「冷酷に、無情に」の更新楽しみにしてます!とうとう6章ですね!これからも頑張ってください! (2019年11月30日 19時) (レス) id: c2f40fc0cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アメミヤ♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時:2019年11月30日 19時