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_____now→12.19
「いってきます」
親には塾だ、と言って家を出る
扉を開けると、そこは1面雪景色だった
昨日のうちに雪が降ったんだろう
雪は積もっていて、足場がすごく悪かったけど
無事事務所にとーーーちゃーーーく
「重澤Aです。」
『本日の撮影を担当致します、大友でございます』
ラフな格好で黒髪の大友さんと挨拶を交わす
大友さんの話によると今回の撮影はとある雑誌の撮影らしい
"控え室A"と書かれた部屋に入るとそこには既に衣装が置いてあった
黒のガウチョパンツに、淡いピンクのセーター
イヤリングやネックレスをつけブーツを履いて部屋を出る
メイクさんにメイクをされて撮影場へ
目まぐるしく時間が進む
バックには緑色のカーテン(？)
正面には眩しいほどの照明と本格的なカメラが置かれていた
"Aさん入りまーす"
と一人の男性が言うとざーっと動きだす現場
「はい、目線くださーい」
「目線外してね〜」
秒刻みで聞こえるシャッターをきる音
«これで本日の撮影は終了します»
「ありがとうございました。お疲れ様です」
«あ〜Aさん、この雑誌は12.24に発売されるからね»
「はい、ありがとうございます!!」
おそらく、今後の仕事もこの反響次第だろう
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作者名：理 | 作成日時：2019年5月28日 22時
