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夜がそろそろ明けるくらいの時に家に帰った
一夜明けるとほぼ父は忘れているんだ
「おはよう」
母「なんでてめぇ昨日逃げたんだよ」
「…」
母「私に暴力振われたんだけど?!」
母の顔にはいくつかの痛々しい痣があって
昨夜を物語ってた
そもそも、母があんな奴と結婚したのが悪いんだと思いながら
「すみません。」
と反省の色をみせる
「いってきます」
黒のシルエットがすらっとしたズボンに、白いTシャツ、淡いピンク色のカーディガンを着て家を出る
基本的に服はシンプルなものが多いから
"頑張ってな、応援しとるから"
昨日送られてきたと思われる大毅からのちゃっと
短い文だけどそれだけでも大毅の気持ちは伝わって少し緊張が和らいだ
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面接はあっという間ですぐに終わった
手応えはあるわけでもないけどなくも無い、まぁまぁって感じ
もし合格してたら学校に通知が届いて
指定された日にスタジオに向かうことになっている
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作者名:理 | 作成日時:2019年5月28日 22時