第５２話 ページ3
天馬のLINAのIDを打ち込み、確認をし終えそろそろ別れようとしたときだ
真澄「‥あんた、誰それ」
地を這うような声が後ろから聞こえてきた
A「あ。真澄
ごめん、遅くなって
知り合いが道に迷ってたから送ってたんだ」
弁解をしようとしたが真澄な様子がおかしい事に気づきやめる
真澄「あんた、一番に」
珍しく弱弱しく、震えている真澄の声に罪悪感が一気に募る。
真澄「あんたが、一番に俺のこと褒めてくれるって」
その言葉に体に雷が落ちたかのような衝撃が走る
真澄「終わってから、どこを見てもあんたはいないし
裏を探してもいないし、観客席もいない。
探してたら、別の人間に褒められて。
あんたが、一番じゃなかった」
A「ま、真澄」
真澄「信じてたのに」
声が震えてた原因が泣きそうだったことがわかると
俺はとりあえず考える事を放棄して真澄に駆け寄る
A「ごめん、本当に
昔の知り合いが、ええっとこれ言い訳だよな
こういうのが聞きたいんじゃないんだよな、ごめんほんとうに
でも全部見てたから
最後までちゃんと見てたから
褒めようって思ってたんだけどな。こんなはずじゃ
泣くな！真澄！ほんっとにごめんって」
真澄は顔を上げない
A「すごかったぞ、演技も俺が注意したこと全部できてて
本番なのに全く緊張せずにいつも通りにできてたところとか
アドリブを振られたときもちゃんと返せていたところもよかった
ええ、っと他にも言いたいことがたくさんあったんだけど
ごめ、ッグエ」
強く抱きしめられてギブギブ、と背中を叩く
真澄「また、いなくなったのかと思った」
このセリフは、真澄ファンか、彼女が聞くべきセリフなのでは。
それか姉さんだよな
そう思いつつ、大人しく抱きしめられている
天馬「いつまで抱き合ってんだ！！」
天馬が乱入してきた。
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迥 - もう更新はないのでしょうか……？この小説すごく好きなので残念です。ゆっくりのペースでいいので更新頑張ってください！応援しております……。 (2019年8月9日 1時) (
レス) id: 64ad3c02d8 (このIDを非表示/違反報告)
香(プロフ) - ドリーさん» すみません！教えていただきありがとうございます！ (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
香(プロフ) - のん民さん» すみません！外します！ (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
香(プロフ) - 通りすがりのお節介。さん» すみません！外します！ (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - 二次創作の作成ですよね？オリジナルフラグを外して下さい！ (2017年11月9日 13時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるる(・o・)
| 作成日時：2017年11月8日 22時
