第６０話 ページ11
天馬の車に乗り、車が動き出す
なんだか慣れない高級感に身をよじる。
天馬が俺の事を見ずに口を開いた。
天「俺、あの劇団に入ることにしたから」
A「へ」
天「いい経験になると思った」
A「いやお前、今の仕事は」
天「しばらくは劇団の方を優先する」
空いた口がふさがらない
天馬は今大人気の若手俳優だし、そんなに簡単に休みがとれるわけがない。
どうして、そんな、
天「‥別にあんたがいるからって理由だけじゃない。
ちゃんとした理由もある」
A「‥どんな？」
そう聞くと天馬が罰が悪そうな顔をした
天「‥幼少期の頃の話だ」
そこで、俺は初めて天馬のトラウマの話を聞く事になった。
普段、完璧に見せている天馬にも
こんな失敗話があったんだ、と当たり前のことを実感していた。
確かに天馬は勉強や方向に関してはおばかさんだが
演技に関しては、すごいとしかいえない。
だからこそ、天馬がまだこれからの１０代だということを忘れて
だめだ。同業者なのに
一番悩みをわかってあげないといけないのに。
だめだ。
天「俺は、この弱点を克服したい。
もっと、もっと上を目指したいんだ」
そう語る天馬の瞳は真っ直ぐで、輝いていた
幼い天馬を見た時からずっと思ってたよ。
どうして、そんなに綺麗な瞳でいられるんだろうって。
俺も、そうでいたかったのに。
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迥 - もう更新はないのでしょうか……？この小説すごく好きなので残念です。ゆっくりのペースでいいので更新頑張ってください！応援しております……。 (2019年8月9日 1時) (
レス) id: 64ad3c02d8 (このIDを非表示/違反報告)
香(プロフ) - ドリーさん» すみません！教えていただきありがとうございます！ (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
香(プロフ) - のん民さん» すみません！外します！ (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
香(プロフ) - 通りすがりのお節介。さん» すみません！外します！ (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - 二次創作の作成ですよね？オリジナルフラグを外して下さい！ (2017年11月9日 13時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるる(・o・)
| 作成日時：2017年11月8日 22時
