第26話 ページ26
you side
一日が速く終わらないかな、と思いながら過ごし、
れなと会う…グッズを受け取る日が近づくにつれ、ドキドキとして、速く日にちが過ぎないかな、と思い過ごした一週間。
今日は約束の日だ。
起きたばかりで、まだ7時だが、速く時間が過ぎないかな、と思いゲームを始める。
どのゲームしようかな…
「A〜朝ごはん出来たわよ〜」
げ。今からゲームしたかったのにな。残念。
はーい、と返事をして一階へ向かう。
そして、朝ごはんを食べ、ゲームをして、勉強をして。昼ごはんを食べて、少しゴロゴロ。
もうそろそろ、母は買い物へ行くだろう。れなに連絡しておこう。
私が帰るより先に、母が帰ってしまうとまずい。それなら、少し早めに連絡しておいた方がいいだろう。
それから十分ほど経った時、
「買い物、行ってくるわねー」
という母の声が聞こえてきた。最近は、私に行くかどうか確認しなくなった。
それは、いつも行かないと言っているから…だろう。
よし、急いで準備して、コンビニまで行かないと。コンビニまでは近いから…歩きでいいか。
コンビニに着くと、黒と緑を基調にした服を着ているお姉さんが、入り口から数m離れた所でたたずんでいた。
…そのお姉さんは、れなだけど。
早歩きでれなの元へ向かう。
『れなー…』
「お、しいな！」
良かった。ちゃんと顔も覚えているし、今日の服装も送った。がリア友ではないから、絶対に"れな"だと言い切れるかと問われると、
少し間をおいて"うん"と答えてしまうだろう。
「急いだ方がいいよね？はい！これ！」
やっぱり、私のことを分かっている。
『ほんと、いつもごめん…ありがとう！』
『まだまだ言いたいことはあるけど…急いでるから…ごめん…』
「全然大丈夫だよ。それに、そんなにごめんばっかり言わないで？また電話で話そう？」
少し悲しそうな顔で微笑むれな。
でも、そうだよね。それなら。
『うん。ありがとう。』
そう笑顔で告げると、れなは今日見た中で一番の笑顔を見せた。
「『じゃあね…！』」
ハモったーなんて言って笑っている間にも、私とれなの距離は遠くなっていく。
せっかく、こうやって会えているのにも関わらず、話す時間が数分しかない、というのはなかなか悔しいことだ。
でも、次は。母にちゃんと説明をして、一緒にカラオケでも行こう。
グッズを抱え、家までは走って帰って行った。
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ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2021年11月18日 19時) (
レス) @page40 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
玲華(プロフ) - 蜜柑さん» ありがとうございます！そうだったんですか！？嬉しいです…本当にありがとうございます…！ (2020年7月13日 17時) (レス) id: 3ea7e362ea (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品、最近見た作品で1番好きで、更新楽しみにしておりました！これからも無理をなさらず、素敵な作品を作っていただきたいです！(｀・ω・´)お疲れ様でした！ (2020年7月12日 8時) (レス) id: e405411bb6 (このIDを非表示/違反報告)
玲華(プロフ) - きむちさん» ありがとうございます！そう思ってもらえて良かったです。更新頑張ります！ (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3ea7e362ea (このIDを非表示/違反報告)
きむち - 初コメ失礼致します。とても面白い？です！本当にこの物語の主人公になっている気分で楽しいです！これからも更新頑張ってください！陰ながら応援させていただきます！長文失礼しました！ (2020年5月5日 14時) (レス) id: 72534f9fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲華 | 作成日時：2020年4月27日 17時
