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4話 ページ4

「___off with your head___」




「ふぎゃっ!?なんじゃこりゃ!?」



「ハートの女王の法律・第23条【祭典の場に猫を連れ込んではならない】猫である君の乱入は重大な法律違反だ、即刻退場してもらおうか。」

「オレ様は猫でもねぇ〜っ!こんな首輪すぐ燃やして....あ、あれ?炎が出ねぇんだゾ!」


「ふん!ボクがその首輪を外すまで、キミは魔法を使えない、ただの猫同然さ。」

「に、にゃにー!?オレ様はペットじゃねーんだゾ!」

「心配しなくてもキミみたいなペット、こっちから願い下げだ。まぁ、学園からつまみ出される頃には外れてるよ。」


「いや〜、相変わらず素晴らしいですね。どんな魔法も封じてしまう....リドルさんのユニーク魔法、絶対に欲しい……じゃなくて、僕なら絶対にかけられたくありません。」



ほぇ.....リドルさんすごい......あっという間に狸さん捕まえちゃった.....リドルさんの魔法に圧倒されている時、



「どうにかしてください!貴方の使い魔でしょう!?」



急にクロウリーさんが話しかけてきた。


へ?使い魔?


「しっかり躾を……」


『いや、あの、違いますよ。さっきから言ってるじゃないですか。』


「え?貴方のじゃない?」



『はい、あの子は私の使い魔でもなんでもないです。逆に私はあの狸くんに襲われたんですケド.......』

「……そ、そうでしたっけ?ごほん! では学園外に放り出しておきましょう。鍋にしたりはしません、私優しいので、誰かお願いします。」


クロウリー先生......それは優しいというのでしょうか....?


「ぎにゃーーー!離すんだゾ!オレ様は絶対、絶対!
大魔法士になってやるんだゾー!」


『あらら、狸さん.......』



叫びながら職員であろう人に引きずられながら鏡の間を後にする狸さんを見る。何であんなに大魔法士に
なることに必死なんだろう……?



「少々予定外のトラブルはありましたが、入学式はこれにて閉会です。各寮長は新入生をつれて寮へ戻ってください。ん?そういえば、ディアソムニア寮、寮長のドラコニアくんの姿が見えないようですが……」



?「アイツがいないのはいつものことだろ?」



?「あれ?もしかして誰も式のとこ伝えてないのか?」



?「そんなに言うならアンタが伝えてやれば
よかったじゃない。」



?「うーん、でもさオレ、アイツのこと
あんま知らないんだよなー」


するとまたもやこの場がザワザワ騒ぎ始めた。

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レイ(プロフ) - ガープ女子さん» あ、すみません!!外しました!わざわざありがとうございます!!! (2020年3月19日 21時) (レス) id: 4e64052bcc (このIDを非表示/違反報告)
ガープ女子(プロフ) - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2020年3月19日 21時) (レス) id: feca30ed8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイ | 作成日時:2020年3月19日 18時

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