#13 ページ14
─コツコツ
長「…そういえばさ」
『ん?』
長「騎士部門、今年女子生徒1人だけだって聞いてたんだけど、もしかして柚羽のことだったん?」
『え、女子1人だけなの…?』
長「え、逆に知らなかったんか、お前」
『いや、知らんて』
長「知らされてないもんなんだなぁ」
逆に知らされてるもんなのか?
それとも私がただ単に知らなかっただけなのか
まあ、どちらにしろ衝撃の事実が聞けたしいいや
弦「あ!景くん!柚羽ー!こっちー!」
甲「柚羽、体調とか悪くない?大丈夫?」
『大丈夫だよ』
長「お前ら、何見てんのー?」
弦「ここからの眺めがめっちゃいいねって晴くんと言ってて」
甲「ほら、めっちゃ綺麗じゃない?」
2人が立ってる位置と同じくらいの位置に並んでみると確かにそこからはたくさんの種類の花達が見れた
色とりどりで、とても綺麗
荒んだ自分の心が少し癒されるのを感じる
……なんか、すっごい視線を感じる
なんだ?
甲「……」
『…晴?どうしたの?』
甲「…!いや、何でもない」
『そう?なんか、めっちゃ私の方見てたけど』
甲「いや……横顔綺麗だなぁ…って思って…」
『!……そう』
よくそんな言葉が自然に出てくるなぁ…
晴って、案外人たらしだったりする?
それともたまたまなのかもしれないけど
『……え、待って。今、11時なんだけど』
長「えっ、やばっ」
弦「戻らないと怒られるよ!これ!」
甲「早く戻ろう!」
─タタタッ
──訓練場(任務着に着替えた後)
「おー、お前ら、遅刻ギリギリだな」
弦「すみません」
『少し出かけてて…』
「まあ、いい。これから17時まで、ぶっ通しとは言わないが、模擬訓練を行ってもらう」
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任務着があったとして、こんなのだったらいいなという作者の願望です
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真白 - よき (5月30日 22時) (レス) @page20 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅玲 | 作成日時:2022年8月17日 23時