お迎え ページ44
Aside
久しぶりにしっかりと眠れた夜
朝は大吾くんが作ってくれたフレンチトーストをみんなで食べて
みんなワタワタとお家を出ていく。
大「Aちゃん時間余裕なん？」
今日はオフやーって言ってた大吾くんが心配そうにこちらを見詰めてくる。
心配性すぎるでしょ……！
「今日は大学午後からなの！だからゆっくり……」
そう言いかけた時、私のスマホがブルっと震えた。
大晴今日Aも午前空きやんな?
大晴動物園のチケット貰ってんけど行かへん?
なんでこいつはいつもこんなギリギリに連絡してくるのか……。
そう思いながらも私は急いで返信した。
Aぎりいける、早起きした私に感謝しな!
あー我ながら可愛げ無い返信、
なんて思いながらスマホを見つめていると
大「大晴くん？」
大吾くんがにこにことこっちを見ていた。
「え、なんで！！！？」
大「ほっぺゆるゆるやで、デートの約束出来たんかなって笑」
「ちが、そんなんじゃないって……！」
大「はいはい笑
準備してきーや、可愛ええ格好するんやで！」
どこまでもお母さんみたいな大吾くんに見送られて私は部屋のクローゼットに駆け込んだ。
なんで私大晴と動物園に行くだけなのに
こんなに恋する乙女みたいなことしてるんだろ、
……考えるのやーめた。
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咲良(プロフ) - 絶対完璧さん» わぁぁ嬉しすぎるコメントありがとうございます ！！！亀更新ですが楽しんで頂けると嬉しいです〜！ (2022年11月3日 1時) (
レス) @page42 id: e03173b876 (このIDを非表示/違反報告)
絶対完璧 - 面白いです!続き待ってます (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9c542e42dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2022年8月27日 12時
