▽続き ページ33
Aside
小「驚かせるってなんやねん、びっくり箱でも作るんか？？」
福「そんなわけないやんか！？」
大晴とバチッと目が合う。
なんだか嫌な予感…。
福「ずっと誠也くん、ツインボーカルやりたいゆーてたやん？
こいつ、歌えるで。」
彼の指が指す方向には
もちろん私。
いやいやいや、確かに誠也さんはお父さんに似てるとか言ったけど
さすがにそれは逆効果では…？？？
正「えそうなん！むっちゃええやん〜！」
草「末澤もなんだかんだ喜ぶんちゃう？しかもここで仲良うなればシェアハウスでも困らんやろ、一石二鳥的な。」
こんな外国人顔やのに流暢な日本語で
四字熟語まで口から飛び出す敬太さん。まだ見た目とのギャップに脳が慣れへん。
って…
え、まさかやる方向で進んでる？
本人の意向関係なしに結構いい感じの所まで進んじゃってる？
晶「どうですかAちゃん！！僕は一緒にやりたいなぁなんて…」
佐野くんのきゅるんとした瞳にはどうも弱い。
なんでもいいよって言いたくなってしまう。
正「俺からもお願い！雨宮さんのことは、大ちゃんとか西村にお願いしておくから安心して？」
麗衣もそろそろ私離れしたい時期だろうし
私もサークルの1つや2つくらい入らな楽しくないか…
なんて考えて
でも頷く勇気が出なくて大晴の方にちらっと視線を送る。
福「俺が付いとるから、大丈夫やで。」
欲しい言葉をいつものニカッとした太陽のような笑顔でくれる大晴。
「ご期待に添えるかは分からないですけど、やってみたいです…」
そう言うと
晶「よっしゃ！！ほんますか！嬉しい！」
小「あれだけ素敵な歌声が入れば百人力やな！」
そんなに喜んで貰えると思わんかったから少し照れくさい。
けれど、久々に握るマイクに気持ちは昂っていた。
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咲良(プロフ) - 絶対完璧さん» わぁぁ嬉しすぎるコメントありがとうございます ！！！亀更新ですが楽しんで頂けると嬉しいです〜！ (2022年11月3日 1時) (
レス) @page42 id: e03173b876 (このIDを非表示/違反報告)
絶対完璧 - 面白いです!続き待ってます (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9c542e42dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2022年8月27日 12時
