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《地味男、いつも浮所くんと一緒だよね。》
《ね、なんで一緒なんだろう?》
《あれじゃない?地味な人が隣にいた方が俺が引き立つ!みたいな》
《あー、あり得る!Aはどう思う?》
「…そんなこと、浮所くんは言う人じゃないと思う」
あれから1週間ほど経って、今もこの状態だ
周りの人の間では浮所くんの株だけが上がり続けている
那須くんだって悪くないと思うんだけどな
《…それはそっか!》
《浮所くん性格も良さそうだからね!》
あれから那須くんに見られる頻度は増えるわけでもなく減るわけでもなかった
やっぱり同様に視線は感じるし、合わせようとしたらスッと逸らされる
そんなに見るなら話しかけてくれれば良いのに。もしかして結構シャイなのかな?
やっぱり私から話しかけてみるしかないかな…
…いやいや、それじゃあ私が那須くんのこと気になってるみたいじゃん!決してそう言うわけじゃ!
《A?》
「あ、え、何?」
《意識飛んでたけど(笑)》
「ううん、なんでもない!なんの話だっけ?」
ただ…私が彼を変えてあげたいんだ
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さき(プロフ) - 那須担と浮所担なのでこのお話大好きです!!ドキドキします!!更新楽しみにしてます!! (2020年4月17日 2時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優風翔 | 作成日時:2020年4月15日 23時