綺麗な物語を貴方に《Yuto.N》

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…そんなある日のこと、















浮「えっ！凄いじゃん！」



『何が？』



浮「テストの順位！出てるから！」



『もう出てるんだ…それの何が凄いって？』



浮「那須の順位だよ、7位だったよ」



『7位か、まあ俺にしては頑張ったな。』


















頭が良い人ばかりではないけど、それなりに勉強が出来るやつがいて7位なら大したものだろう。

もっと上を目指せるわけだし。















浮「凄いよな、このクラスではトップじゃん。俺なんかギリギリ10位だよ」



『10位なら凄いだろ』



浮「うーん、今回超頑張ったって思ったから…それで10位かぁ」














ここは1位〜10位までしか順位が張り出されないから他の人の順位はわからない

その10位にギリギリとは言え入り込めてるんだから浮所も凄いと思う
名前が出るのが当たり前ではないからな













『次はもっと頑張ろうかな…』



浮「俺も、次は目指せベスト7！」



『なら俺はベスト5？』



浮「お互い頑張ろうね〜」















今後の目標が出来たことでよりいっそう、勉強に力が入るな…負けてられない

なんて、ひそかに意気込んでいた












「那須くん…ベスト7、なんだ」

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