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彼女のおかげで試験は順調に進み、体調も回復した。



手応えは感じたし…しっかりと出来たはずだ

田舎者とは言え、そこそこの学力は持ち合わせているつもりだから。









試験が終わったあと、彼女にお礼を伝えたくて探してみたけど姿は見当たらず…
せめて一言ぐらい、と思ったけど地味な田舎者が学校内をうろついてるんじゃただの不審者だ


















?「あ、那須ー!」



『えっ、ちょ!』



?「はぁ〜会いたかったよ〜!」



『気持ち悪いな!離れろ浮所!』
















諦めて帰ろうとしたとき、聞き覚えのある声が聞こえてきて振り向くと凄い勢いで突進してきたあいつ。



浮所飛貴、俺たちの親同士が仲良くてちょくちょく会う仲。

こいつは元々都会の人、俺は田舎の人。
だからなのか溢れ出るオーラが違うんだろうな

















浮「那須もこの学校受けてたんだ」



『早く田舎から出たいじゃん。それに、ここなら学力も高いし授業もしっかりしてるかなって』



浮「はいはい、頭良いもんね〜」



『俺迎えに来てるから先帰るね』



浮「えー、せっかく会えたのに!」



『受かってたら嫌でも毎日会うだろ?』

















あの子も受かってたら良いな、また…会えますように。

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さき(プロフ) - 那須担と浮所担なのでこのお話大好きです!!ドキドキします!!更新楽しみにしてます!! (2020年4月17日 2時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優風翔 | 作成日時:2020年4月15日 23時

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