26話ショウネン×ト×ホラー ページ26
せーの！！と
声を合わせ石畳の上でヒップドロップ…
は無理なので軽くジャンプをした私の
視界は一転、派手に顔面から地面へ
激突して頭がぐわんぐわんと揺れる。
いたたっと顔を抑えながら
体を起き上がらせる…それよりも
ここがどこなのか確認するべく
辺りを見わたすが薄暗さで
目がなれるのに少し時間がかかった
数十秒の間にやっとのことで
目が暗闇になれ、とある部屋で
あることに気づいた。
窓もなければ何もない扉だけの部屋
私は決心してその扉に入ってみる事にした
「！？」
きぃっと小さい音をたてて開いた
その先には同じ受験者だと思われる
２名がこちらの様子をいかがっていた
１人は背が低い弓を抱えた男で
もう一人は体や頭などに無数の針が
刺さった無気味な男……カタカタと
機械音が聞こえる
「お前が最後か…」
「えっ？何が？」
___ガァーｯｯ
私が扉を閉めると同時に
閉ざされていた扉が音を立てて開かれる。
私が頭にハテナを浮かべてる間に
2人は奥へと進んでいく
その前に誰か説明してくれ
「ここからは俺達３人で
行動するんだ」
そう口にした弓の男、と無言のまま
口を開こえともしない針男……
よくよく見るとその顔には見覚えがあった
二次試験で豚をなぎ倒していた男だ、
こっそりと感謝しておこう。
「自己紹介がまだだったな、俺はポックル」
「ポックルって……あのポックル？」
「はっ？」
私の発言にポカンと口を開けるポックル
ほら、おじさんのかみさま、おじポックル
みんな知ってる？
あれをきもかわいいって言うんだよね
うんうんと納得しながら頷く私に
話についていけない様子のポックル
「殴られてぇのか……」
「私はAって言います
で、そちらの方は…針男さん？」
___ｶﾀｶﾀｶﾀ
「ずっとあの調子だ
ヒソカなみに危険な臭いがするぜ」
おじポックル……じゃなかった
ポックルは私の耳元でそう口にし
針男を警戒している様子だった
匂い？ヒソカなみに変態ってことか？
それはかなり危険だな
ホラーさんはカタカタと音を立てながら
我先にと真っ先に歩いて行ってしまった
私とポックルはそれを追うように
足を進めた。
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miwa - YouTubeの家はんをみてこちらにきました！面白いです！ (2022年2月14日 12時) (
レス) id: 7730c8acb7 (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - 感動シーンなのにWWWお、WおじポックルWWWW (2021年12月8日 0時) (レス) @page49 id: 6329fbc5cb (このIDを非表示/違反報告)
ウカザメ - めっちゃ面白いwwwこういうの好きやわwww (2021年11月1日 12時) (レス) @page5 id: 821a2adb03 (このIDを非表示/違反報告)
水野 翠 - おじポックルｗｗいつ読んでも笑っちゃいます!こういう主人公好きです! (2017年8月16日 13時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
水野 翠 - とっても面白いです!!ギャグ､めっちゃ笑っちゃいます! (2017年8月16日 13時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
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