15.バカと天才は紙一重 ページ16
それから数日が経った。
私は結局半強制的に次のドリフェスに出ることになり、私も私で覚悟を決め授業をサボってひたすらこもって練習していた。
私がライブに出るのは約半年ぶり。
やはりその半年というブランクはかなり大きいようで全盛期の頃と比べると全てにおいてマイナスに傾いている。
それを取り戻すため練習していると…
__グゥゥゥ
「……」
かなりの大音量で腹の虫が鳴いた。
そういえば腹減ったなと今さらながらに空腹を感じ、私は練習着のまま食堂へと足を運んだのだった。
──────────
「__いっただっきまーす☆」
軽く合掌すると私は頼んだ食べ物達をかき込んだ。
おそらくアイドルが…というかまず女子がするような食べ方ではないだろうがそんなの関係ない。
とにかく今私は空腹なのだ。食べ方なんてものを気にしてたら死んでしまうくらいに。
「A!!うっちゅ〜☆」
「ッ!!?」
いきなり目の前に現れたレオに驚いた私はその拍子に食べていたものを詰まらせてしまった。
苦しさでもがく私に「何してんだ?あ!もしかして新しいダンスか!?」と呑気なことを言っていたのでとりあえず殺意が湧きました。あれ、作文?
「ッ、ちょっとレオ!!いきなり出てこないでよ死ぬとこだったじゃん!!」
「わはは☆Aはおもしろいな!おもしろい奴は大好きだ!!」
「今のどこにおもしろ要素があったのか私には意味不明なんですが」
とりあえずコイツと日々樹は何言ってんのかわかんないから深く考えない方がいいとわかったぞ私は。
やっぱバカと天才は紙一重って正しいんだね。身をもって知ったよ。
「で、私に何か用?」
「んー、用っていう用はないんだけど…あ!じゃあ会ったついでにこれやるよ♪」
「……これって…楽譜?」
.
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赤城(プロフ) - コメントありがとうございますッ!!そう言っていただけるととても励みになりますし、あの、とても頑張ろうという気になります!!(語彙力)Knightsイベも走り抜けますよ!!これからも応援よろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月10日 6時) (レス) id: 5b366db0ae (このIDを非表示/違反報告)
瀬永凛月(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいてます!更新頑張って下さい!Knightsイベントも頑張って下さい! (2019年9月9日 23時) (レス) id: 37964d43ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤城 | 作成日時:2019年6月17日 18時