僕×お引越し2 ページ7
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127のVLIVEから時は少し前に遡り、ジャニヒョンとドヨンイヒョンの加入を告げられてから数日後のこと。
HC｢なんでAが移動する必要があるんだよぉ！｣
と叫びながらドンヒョクが僕にしがみつく。
なぜこうなったかというと、127にジャニヒョンとドヨンイヒョンが加わりこの宿舎に引っ越してくるのだが、人数合わせで二人は5階、10階は現在ジェヒョニヒョンが一人部屋ということで僕がそこへ移動することになった。のだが、それに納得のいかないドンヒョクが僕を離してくれないという訳だ。
『仕方ないよ、ジャニヒョンとドヨンイヒョンがここに来るなら部屋を空けないとだし･･･それに僕はほとんど宿舎にいないし荷物も少ないから移動が一番楽だろうし』
HC｢だとしても三人部屋になったっていいじゃん！俺はAがこっちにいてくれればいいから！｣
『それはダメだよ、三人じゃ部屋が狭くて休まるものも休まらないでしょ？僕はちゃんとみんなに休んで欲しいから』
HC｢Aは分かってない！自分にどれだけの癒し効果があるのかを！｣
『それは知らないけど･･･』
何を言っても引きそうにないドンヒョクにどうしたものかと考えていると････
｢やっぱり捕まってた｣
『わっ』
HC｢あ、ちょっとヒョン！｣
突然後ろから声が聞こえたかと思えば、自分の体が宙に浮きドンヒョクと離される。
『ジェヒョニヒョンどうしたの？』
JH｢Aが中々来ないから迎えに来た｣
HC｢ヒョン！A降ろして！｣
JH｢やだ、降ろしたらまたドンヒョギが引っ付くだろ｣
『ヒョン、僕も降ろして欲しいんだけど･･･』
JH｢なんで？｣
『なんでって･･･恥ずかしいし････』
僕は今お姫様抱っこなるものをされていた。
JH｢ふふ、可愛い｣
『いや、そんなにもちもちされても･･･』
YT｢おーい、ジェヒョナ｣
JH｢あ、ユタヒョン｣
『え、ユタヒョンも来たの？』
入口の方を見ればユタヒョンがこちらを覗いていた。
YT｢どうせドンヒョギあたりに駄々こねられてるんやろうなと思って助っ人に来た｣
HC｢酷い！ユタヒョンまで俺からAを奪おうっていうの！？｣
YT｢はいはい、Aの荷物は？｣
『え、あ、そこのキャリーケースだけど･･･』
JH｢あれだけ？｣
『うん』
YT｢少ないな。まぁええわ、ジェヒョナ、ドンヒョギは俺が何とかしといたるからA連れてって｣
JH｢分かった｣
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作者名：ryo | 作成日時：2022年8月6日 16時
