合流-JJ ページ49
夏海たちの元へと向かえたのは撮影の仕事の終わってからですでに時計は午後10時を回っていた。
マネージャーには内緒のこの作戦。
バレるものならマジで雷食らうし、もしかしたら事務所退社なんて事にもなりかねない。
夏海を匿ってもらうようにお願いした加藤夫妻は東方神起時代からの知り合いだ。
レナヌナの経営するフラワーショップと、旦那さんのリョウヒョンが経営するバーが隣り合わせになっている。
東方神起の活動休止とかで大変だった時も、
リョウヒョンのバーでよく話し合いさせてもらったし、
レナヌナのフラワーショップで愚痴吐かせてもらったりと本当にお世話になった。
東方神起とJYJになった後もしょっちゅう密会させてもらってるし。
だから、それを口外せず必ず秘密は守ってくれる2人だから、安心して夏海さんを任せられる。
「ジェジュン。今日の送迎は良いのか⁇」
マネージャーがロケバスの鍵を指先でくるくると回しながら尋ねてくる。
俺は、車の鍵をポケットから取り出すと
「今日は自分の車で来たんで。」
と答えた。
マネージャーはそうか。と言うと少し不安そうな顔をした。
「あの女には関わるなよ。分かったな？」
俺は、マネージャーの言葉に一礼すると駐車場へと向かった。
LINEを開くとユチョンからメッセージが入っていた。
《レナヌナの方の屋根裏部屋にいるから。
いつも通りショップの方から入って。》
俺は返信すると車を走らせた。
•
ーﾁﾘﾝ ﾁﾘﾝｯー
お店の扉を開けると天然のフローラルの香りが鼻腔を抜けていく。
そしてかわいいオルゴールの音色が聞こえた。
「あら。ジェジュンくんお疲れ様。どうぞ。」
レナヌナは、店終いをしていたが俺の姿を見るとニコッと笑いかけて店の奥を小さく指さした。
俺はお久しぶりです。お邪魔します。と言うと
店の奥に向かい裏口の扉を開けた。
上を見上げると綺麗な満月と星たちが空を飾っていた。
そっか…もう少しで桜の季節か…
季節の移り変わりが早すぎて自分が置いてけぼりになりそうな感覚になる。
ひとつため息をつくと白い鉄骨の階段を登った。
階段を登る途中、楽しそうな笑い声と話し声が聞こえてきた。
ん…⁉
ユチョンと茜ちゃんと夏海さんと…他にもいるのか⁉
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ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起の５人がとても楽しそうにしている様子がよく伝わってきますね。 欧米人と英会話が出きるユチョン、主人公のことを思い続けるジェジュンがとてもすてきだと思いました。 今度私の作品も読んでみてください。 (2020年5月27日 23時) (携帯から) (
レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ヨンウン ケイナさん、優しいコメントをありがとうございます！東方神起の5人がいまでも仲良くしてくれていることを願っています…。これからも優しくて素敵なジェジュンを描いていけるように頑張ります。これからもよろしくお願い致します。 (2020年5月22日 12時) (レス) id: 9e86013784 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起のメンバー５人が現実でも頻繁に会って仲良くしていたらうれしいですね。 ストーリーを読んでいて主人公が一般の人だと知りながらも主人公を思いやるジェジュンはとても優しくてすてきな人だと思いました。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年5月22日 12時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛 | 作成日時：2020年5月19日 21時
