悪食２ ページ3
そして着いたのは。
大きなお屋敷。
貴「っていうか貴方誰！？」
私がそう言うと彼は怪しげに微笑み、
タ「タタラだ」
貴「タタラさんですね…わかりました」
タ「いや、呼び捨てで構わない」
貴「そう？んじゃ面倒くさいから」
タ「ああ、だって俺らは夫婦となるんだから」
貴「……はい？」
タ「夫婦だ、聞く耳を持て」
貴「いや、あのね。私に彼氏いるし」
タ「知っている」
貴「貴方のこと知らないし」
タ「今から知ればいい」
貴「第一好きじゃないし」
タ「そんなの知ったことでは無い」
貴「極悪人！」
タ「そうだな」
貴「むぅ……」
タ「とにかく入るぞ」
貴「帰ります」
タ「その森にはたくさんの獣がいる」
とタタラが後ろを指すとそこには森。
貴「…いつ返してくれるの？」
タ「返す気は毛頭ない」
貴「あのさ、私男苦手なのね」
タ「じゃあなぜあの男といた？」
貴「特別枠」
タ「ふふっ…面白いな」
貴「笑い事じゃないよ」
タ「ま、
今日は泊まっていけ」
貴「ふぅ…それしかなさそうだね」
と、見知らぬ男タタラと家に入った。
貴「ちょっ…ちょっと待てぇ！」
タ「なんだ？」
貴「なぜに脱がす！？」
タ「夫婦となるのだから当たり前だろう」
貴「ならないし」
タ「なるんだ」
貴「…絶対しないもんね」
タ「意地でもしつけてやる」
貴「やれるものならやってみろ！」
タ「お言葉に甘えるよ」
と……。
私を優しく抱きしめた。
貴「……触らな「…すまないっ」え」
背中に小さな痛み、
彼の手には注射針。
何か得体の知れないものが私の中に入り込む。
貴「ふぅ…っ…ううっ」
気持ち悪い。
お願い、
月山、
助けて。
----------------------------------------------------------
言い忘れていましたがライバルはタタラさんです。
キャラ崩壊・多少のピンクにお許しください。
私はひねくれ者なので、このまま幸せにはさせません…ごめんなさい(´･_･`)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
渚(プロフ) - さなさん» やっとログイン出来たので記念編として今日から更新します！タタラさんとのオチも書かせていただきますね〜！ (2018年4月10日 20時) (
レス) id: b85cd0b74a (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます、やっとログイン出来たので記念編を書こうと思います！！ (2018年4月10日 20時) (レス) id: b85cd0b74a (このIDを非表示/違反報告)
さな - なんか、月山さん好きでこの小説読ませて頂いたのにタタラさんに惚れましたわｗｗｗタタラさん切ない、、素敵な小説でした！タタラさん落ちも見たいなー (2017年3月30日 1時) (レス) id: 17b73b6934 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - とても感動しました。エトが結婚式に来た時に涙が...人を泣かせる事の出来る物語が書けるって羨ましいです。これからも頑張って下さい。応援してます。 (2016年3月29日 9時) (レス) id: dfa230fb2a (このIDを非表示/違反報告)
桜果(プロフ) - 泣きましたわ(´;ω;`)ﾌﾞﾜｯ (2015年10月3日 21時) (レス) id: 8c1145e0ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：渚 x他2人 | 作成日時：2015年3月20日 16時
