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「私とキスするのは貴方じゃない」
三尋「うん、でもいいじゃん…」
三尋くんの顔は少し悲しそうだった。
そんな貴方のことを振りほどくことなんてできない
「…!」
三尋「……好きだよ」
私達は約1年ぶりにキスを交わした。
懐かしい感覚と…甘すぎる頭の中
私の思考は全部、持っていかれた。
三尋「なんで…俺じゃダメなんだろうな…」
ダメじゃない…ダメじゃないの!
私だって…ずっとずっと…
「…私、三尋くんに釣り合う人になりたかったの」
あまりにもスルッと零れた本音に驚いた。
三尋「…ばか」
もう一度重なる唇に心が踊る。
好き…好き…大好き
永遠に流れるこの言葉に嘘なんてつけない
だってこれは恋だから
三尋くんが大切だから
初めから無理だったんだ…
三尋くんに好きじゃないふりをするなんて
三尋「俺…ずっとずっと待ってた。紫乃ちゃんが忘れられない、多分この先も…こんなに好きになった人いないんだよ」
涙が零れた。
私の心の何かが溶けて
暖かい気持ちになった。
この先に起こる出来事なんて分からない…
だけどこの人だけは悲しませたくない
「私だって…忘れた事なんて1度もない…!!」
「…会いたかった」
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幸都 - ララちゃんと石田くんの掛け合いがツボです笑ララちゃん良い子…これからも頑張ってください! (2020年12月31日 15時) (レス) id: b3bc92b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
EP - ララちゃんツンデレ!可愛い!!!!! (2020年12月20日 13時) (レス) id: 30eb6266bb (このIDを非表示/違反報告)
▼あまね△(プロフ) - ララちゃん、根は異常なほどいいやつですよね!!!!絶対そう見える!ツンツンしてるだけですな! (2020年12月20日 8時) (レス) id: 465595c8b1 (このIDを非表示/違反報告)
▼あまね△(プロフ) - ララちゃん、根は異常なほどいいやつですよね!!!!絶対そう見える!ツンツンしてるだけですよね! (2020年12月20日 8時) (レス) id: 465595c8b1 (このIDを非表示/違反報告)
(*…*) - つ、ついに三尋が辞めるって言い出した!私的にはやめてほしくない… (2020年12月17日 22時) (レス) id: a724e61091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2020年11月5日 0時