推しと同居始めます。３【名前変換オリジナル】

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伊織side





あいつが出ていって半年
特に何も起こらないで平和に過ごした。





三尋の気持ちには気づいていた。

あいつの気持ちだって…




俺にとっては三尋だって大事なんだ。
三尋がずっと暗い顔をしていたことに気づいた。








でもまたあいつは現れた。

芸能界という同じステージで、俺たちの前に





しまいにはララまで現れて俺たちはカオス状態


いや、笑い事じゃない







あいつと関わらないようにLoveMAXには促している



それは三尋がアイドルだから…





でもそれだけじゃない…









俺はあいつが…紫乃が三尋に向ける視線が
辛くてたまらなかった。

なんでだか、そんなの俺には分かってる。





どうしてもこの気持ちを知られたくなくて
知られるのが怖くて



素直になんかなれないんだ。



俺にはファンがいる。
俺はファンが大事だ。俺のファンも他のみんなのファンも…


でも俺はどうしても








あいつが誰かのものになるのが嫌なんだ









俺はこのドラマにどうしても思いが重なるんだよ




紫乃がこのドラマの中ででも
俺を好きになってくれたら…





監督「シーン25よーい、スタート！！！」




――――――






紫乃「…翔？」









「風太になりたかった…ずっと、葵に思われてる風太になりたかった…！」









ずっと…紫乃に思われている三尋になりたかった。









素直で、優しくて可愛らしい




そんな2人が…







ずるい…

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