漆拾参の目 ページ23
鬼に窮地を助けられた。
血の匂いで幻覚を見せる血気術を持つ鬼｢珠代｣さんと彼女に助けられた鬼｢愈史郎｣とそれぞれの名前があったはずだ
うどん屋で眠る禰豆子を回収して出されたうどんを炭治郎と一緒に平らげると金を渡して立ち去ることにした。
しかしどうしようか…本来なら俺という存在は居ないもの
炭治郎と禰豆子だけが愈史郎について行って隠れ家に行くのが正しいルート
しかし2人の鬼を知ってしまった者だから口止めを施す為に来てもらわないといけない…というのがあちら側の言い分になる。
なんて考えていたら炭治郎が前に立って歩き出そうとしていた。
血鬼術に対して嗅覚で対抗しようとするのすごいなこいつ
でも鬼である禰豆子は賢い
本能で同じ鬼を警戒する能があるのだから
『お迎えですか…炭治郎くんの鼻を使う手間が省けたので助かります。』
｢目くらましの術を使っているのだから鼻を使った所で辿り着けるわけが無い。
それより、鬼じゃないかその女は
しかも醜女だ｣
うっわぁ再開後数秒で罵倒してきたぞこの鬼
この場にいる女性はただ1人、禰豆子だけであることを理解した炭治郎はショックを受けて怒りを顕にした。
自分の妹は町でも評判の美人だったと熱弁している程だから相当怒ってるな。
というか炭治郎は落ち着きなさい、夜間に騒ぐんじゃない
何も考えずに鬼の彼の後ろを追いかけるように歩けばいつの間にか建物内に入っていた。
先程まで何も無いところを歩いていたのに目の前に突然建物が現れた。
これが術を仕掛けた範囲内に侵入できた証というのか…やはり血気術は不思議である。
｢戻りました｣
｢おかえりなさい｣
淡々と言葉を交わしている後ろで未だにぎゃあぎゃあとうるさかった炭治郎は、鬼の彼女が処置をした女性を見るなりすぐに冷静になった。
｢あっ…大丈夫でしたか？
お任せしてしまいすみません｣
処置を済ませた女性は眠り、鬼になった男性は地下牢で拘束をしているようだ。
そうなるのも仕方がない事と言えよう…しかし炭治郎は疑問を抱いていた。
｢人の怪我の手当をして辛くないですか？｣
おいいきなり失礼だぞ
……確かに俺も気になったけど
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シロヌコ(プロフ) - サイステ先輩が推しになりそうというか推しましたありがとうございます (2022年12月2日 16時) (
レス) @page47 id: 09da8bad9a (このIDを非表示/違反報告)
何でもないひとだよぉ(プロフ) - なんか面白そうなタイトルじゃんと思ってみたらなんなんですか…くそおもろいじゃないですか！応援してます。更新これからも頑張ってください！！！！ (2022年11月16日 21時) (レス) @page44 id: 9cea2e06fa (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 読む前「何か面白いタイトルやー」読んだあと「は？面白すぎんだろ。、、天才か？」サイコロステーキ先輩だって事忘れる面白さ。これからも頑張ってくだせい！！ (2022年10月9日 19時) (レス) id: da08d8ca50 (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - 成り代わりが読みたくて探していたらまさかのサイステ先輩の成り代わりに驚き、読み始めたら面白くて止まらず、ここまで読んでしまいました…控えめに言って神…続き楽しみにしてます！ (2022年8月6日 21時) (レス) @page18 id: 654a1bab90 (このIDを非表示/違反報告)
ロックマ - この作品最高です!!これからもがんばってください!!!!! (2022年7月13日 23時) (レス) @page2 id: 7ddd684455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2022年7月12日 20時
