24話 ページ26
理解不能……
その言葉は今の私の頭の中は8割を占めていた。
残りの２割は｢とむとむ尊い｣←
貴｢(いやまじでどうしてそんな考えになった!?)｣
私そっけない感じで対応したよね？塩対応だったよね!?
どうしたものか……
霧｢死柄木弔…本来の目的をお忘れですか？｣
黒霧の言葉でピタリと動きを止めて顔だけを彼に向けると舌打ちをして私の顎に当てた手を離す死柄木。
死｢いや言っただろ……敵連合に入って俺の傍にいてくれよって…｣
霧｢“敵連合に勧誘”はあっていますがあなたの場合それは違う意味に聞こえてきます…｣
ため息をつきながら発言の修正をしている黒霧
なんのことかと首を傾げているとそれを見ていた死柄木が突然私を抱きしめたのだ
………いやなんで!?
貴｢ファッ…!?ななななにしてんの!?｣
今まで見せたことないくらい動揺している様子をみて面白いと感じたのだろう……
彼は真っ赤な目をこちらに向けてニヤリと笑うと親指を私の唇に軽く押し当てた。
死｢そっちが素か……このまま帰そうかと思ったけどやっぱり帰したくない…｣
まるで駄々をこねる子供のように私に言うと彼は背中にまわって私の頭の上に顎を乗せてテレビをつけた。
そこには生徒一人一人が全力で闘って勝利を勝ち取っている姿が映っていた。
死｢さっきあんたが映っているところ見たんだけどかっこよかった…ヒーローが5歳の女の子に説教されるとかほんと面白い｣
ケラケラと静かに笑っている彼の声を聞きながら私はぼーっとテレビを見ていた。
そうだ、帰らなければ……パパが心配する。
貴｢私帰らないと……体育祭中に誘拐事件とかシャレにならないから｣
私を抱きしめる死柄木弔の腕を優しく解いて椅子から立ち上がると私は黒霧にさっきまでいた場所にワープをお願いした。
霧｢わかりました…くれぐれもここであった出来事は…｣
貴｢言うわけがないでしょう…そんなこと言ったら私も自由に行動出来なくなりますからね……。それだけは絶対に嫌です｣
苦笑いをしながら最もな意見を伝えれば黒霧は納得してワープゲートを開いてくれた。
貴｢また会える日が来たらお話ししましょ……｣
去り際ににっこりと笑えばそれ以降彼……死柄木弔に顔を見せることなく私はワープゲートを通ったのだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 284人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くもねこ - イーブイの進化系のシャワーズお願いします (2023年3月12日 23時) (
レス) @page34 id: 7f76583898 (このIDを非表示/違反報告)
くもねこ - ワンパチと13先生て同じ声優なんですね。 (2023年3月12日 23時) (レス) @page34 id: 7f76583898 (このIDを非表示/違反報告)
御影 - アローラ&カントーロコンペアお願いします (2020年9月13日 18時) (レス) id: 44f3b52daa (このIDを非表示/違反報告)
沖亜(プロフ) - 初コメ失礼します。 ロコンを出して欲しいです！よろしくお願いいたします！ (2020年5月24日 11時) (レス) id: 27e9ff1823 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - →あとニンフィア&アシレーヌが女性風かと思えば♂だったら？みたいな♪長文ですみません（焦。此れからも応援しています(｀・ω・´)ｂではまたっ♪ (2020年4月15日 11時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：またたびはまた | 作成日時：2020年1月18日 8時
