梶井さんと紅葉さんが駄弁るだけリターンズ〜暴走する檸檬と紅葉の協奏曲〜

寝ている文豪に悪戯してみた ページ19

「うみゅう……」


梶井の妙な声がした。


「な、なんじゃ？急に気色悪い声を出して……」


紅葉が梶井の方を見ると、彼は檸檬抱き枕をしっかり抱えて眠っていた。
何となく、紅葉は梶井の耳に息を吹きかけてみた。


「ふぅ」


「……うー……」


梶井は起きない。
紅葉の手が梶井の髪を一本抜き取った。


「えい」


「ん……」


梶井はまだまだ眠っている。
紅葉は梶井の鼻をつまんでみた。


「ほれほれ、起きぬか」


「……ぷー……」


口呼吸をしながらすやすや眠っている。
紅葉は鼻をつまんだまま、開いている梶井の口に檸檬を入れてみた。


「……んー！？」


「 お、漸く起きたか」


「もがごもも」


「檸檬の丸齧りは美味いかの？」


「……ん」


梶井は紙に何かを書いて紅葉に見せた。
「自力で取り出せなくなりました」と書かれている。


「つまり私に取り出して貰いたいと？」


「ん」


「貴女がしたんでしょうが」と、紙に書きたした。


「嫌じゃ」


梶井は先程の紙を丸めて、紅葉の頭を思い切り叩いた。

ちょっとしたおしらせてきな→←V.S.Cockroach!!!!!

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あずきいろ

あしたの運勢

顔がでかくて……首が太くて……足が短くて……ちょっとずんぐりむっくりwwな感じぃする、頑丈な体になるのが明日のあなたです。

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