宇宙大元帥に総てを捧ぐ ページ13
此処はいつもの研究室。
何やら梶井が真剣な顔で悩んでいる。
「うむむ、如何したものか……」
「何を悩んでおるのじゃ、梶井」
「あ、紅葉さん。貴女に相談しても多分時間を浪費して終わるだけの事ですから、気にしないでください」
「そう云われると気になる」
ずずい、と紅葉が寄ってくる。
梶井は、クローゼットを前に悩んでいた様だ。
「おや、そなたが背広の類をこれほど持っていたとは意外じゃのぅ」
「そりゃそうですよ。ちゃんとした服の方が、ホールの雰囲気とよく合いますし、そもそも
「それはそうじゃのぅ……じゃが、そなたの様に歌劇を好んで嗜む者であれば、そこまで悩むことでもあるまい」
「だってぇ……今回のは特別なんです」
「特別?」
「宇宙大元帥が、リヨン国立オペラの日本公演鑑賞の際の護衛として僕を選んでくださったんですよ!嗚呼、宇宙大元帥は正しく神の様なお方だ!そこで!この梶井は格調高き場に相応しく、かつ宇宙大元帥よりも目立ち過ぎない程度の服を選ばねばならなくなったのです!」
「……此れでは駄目か?」
紅葉が手に取ったのは、紺色の
「それは駄目だ。しまむらで買ったやつだし」
「ふむぅ、洋服と云うのはどうにも判らぬ……」
「困ったものだ。歌劇鑑賞の後、宇宙大元帥と素敵な
「一寸待て」
「何を?」
「そなたは鴎外殿と何をする気じゃ」
「とっても素敵な事」
「……こやつは……どうしようもない奴め……」
ラッキーアイテム
檸檬
ラッキーカラー
あずきいろ
あしたの運勢
顔がでかくて……首が太くて……足が短くて……ちょっとずんぐりむっくりwwな感じぃする、頑丈な体になるのが明日のあなたです。
59人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アルみかん(プロフ) - 最高ですね!メソポタミア引っかかりましたw (2019年3月14日 16時) (レス) id: d96a4d4603 (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - おかぁーさーん!また、かじいさんとこーよーねーさんがチューしてるよー!(二回目の幼稚園児か)にしてもあしたの運勢が…ヤバイ。 (2019年3月8日 22時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
キューブ(プロフ) - 社長と首領推しを増やし隊さん» 紅葉「それは善かった。ところで……何か良いネタはあるかの?」 梶井「うわははは!呟きがせいぜい80種類程度だから、同じネタがちょいちょい挟まるんだ!というわけで、明日僕の部屋においで!」 (2018年10月29日 19時) (レス) id: 1feef1598f (このIDを非表示/違反報告)
社長と首領推しを増やし隊(プロフ) - bot見てきました。面白い(笑)ところで私は明日、つつがなく梶井さんに撲殺されるようです(´・ω・ ) (2018年10月29日 9時) (レス) id: df1800325d (このIDを非表示/違反報告)
キューブ(プロフ) - カプチーノさん» 梶井「それは有難い!よぅし、君をこの梶井の助手にしてあげよう!」 鴎外「大抵の場合、助手と言う名の被験体にされるのだけれどね」 (2018年10月27日 8時) (レス) id: 131a596780 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キューブ | 作者ホームページ:
作成日時:2018年6月13日 21時